松尾の日常・所感

第2子爆誕後、産後パパ育休取ってみた【取得可能なら絶対取るべき】

どうも、サラリーマンブロガーのトーマツです。

育休検討中メン
  • 産後パパ育休ってどう?なんで取ったの?
  • 過去に取得された方々はどうやって過ごしてたの?

このような疑問を抱えていませんでしょうか?

私事ではありますが、先日第2子を授かりました。

それに伴い「産後パパ育休」を取得させて頂いたので、私がどうやってこの期間を過ごしていたのかを紹介したいと思います。

私の勤務先はパパ育休に理解のある素敵な職場であり、全ての会社がそういう訳ではないことは承知しておりますが、単なる一例として参考にして頂ければと思います。

なぜ取得しようと思ったのか?

綺麗事抜きにして言えば、「妻氏からの反感を喰らいたくない」という後ろ向きな理由が出発点でした。

私は仕事大好き人間で、正直、時間があればずっと仕事をしていたいタイプです。

ただ、周りの友人から色々情報を得ている妻氏から「2人目の出産はめちゃくちゃ大変」「今どき育休取らないパパってあり得んよね?」的なオーラを放たれ、検討せざるを得なかった状況でした。

また、勤務先でもパパ育休がそれほど珍しくもない状況でしたし、上司・部下も理解のある素晴らしい方々ばかりで「ぜひ取ってください」と言って頂いていました。

どちらかというと、「私自身が仕事から4週間離れる決断ができるか?」といった要素が強かったように思います。

あるゲームソフトが発売されることを知り、、、

しかし、、、

あるとき、そんなこんなで悩んでいた私の意思決定を簡単にしてくれる要素を見つけました。

そう、、、

「FF16」が育休期間に発売されることを知ったのです。

「FFは人生。」 by トーマツ

仕事人間の文脈からは逸れてしまうかもしれませんが、私は大のFF・ドラクエ好きです。

この2大タイトルは何歳になってもやり続けたいし、これを実現するためならどんな犠牲も厭わない。

密かにそんなポリシーを持っておりました。

ただ、勤務先ではPMとして新規事業開発を主導するという重責を担った上、診断士としても顧問を10社以上抱えている私には、とてもとても全クリに40時間以上も要するゲームに費やすリソースはありませんでした。

しかし、これも勤務先の仕事を1ヶ月休むことができれば可能になる。

私の脳内では、このような計算が成り立っておりました。

子供を抱っこしながらゲームプレイ&夜ふかしで対応

とは言えども、周りに育休取得の理由を説明する際に「FFやりたかったから」では流石に成立しないだろうとも思っておりました。

こんなことを真面目な顔で主張する30代がいたら、キモいですし、バッシング対象になること間違いなしです。

また、弁解する訳ではありませんが、大前提として「出産後に心身ともに疲弊している妻に回復に努めてほしい」「出産直後の可愛い可愛い子供との時間をエンジョイしたい」

このような気持ちを持っていたのも事実です。

なので「FFをプレイする時間を確保するために、育児を犠牲にすることは絶対NG」

これを念頭に「どうやったらプレイ時間を確保できるか?」を真剣に考えました。

そして、ある日、下記の論に辿り着きました。

  • 子供を抱っこしながらプレイできる
  • 仕事のパフォーマンスを気にしなくて良いので、無限夜ふかしOK

これでオールOKではないか!

結論だけ見ると簡単な話に感じますが、ここに辿り着くのに、10以上の論点は考慮しました(長くなるので割愛)。

この結論を導いた私は、育休申請書を書くために筆を握っていました。

私の産後パパ育休

というわけで、妻氏が入院開始した6月8日、私の産後パパ育休が開始しました。

スケジュール

ちなみに全体スケジュールはこんな感じです。

最初の試練〜モンスター娘〜

産後育休時の最初の試練はめちゃくちゃ早く訪れました。

そう。

妻氏が入院した日の夜、長女の「なみ(2歳)」がモンスター化したのである。

生まれてから1日たりとも妻と寝なかった日はないので、無理もないですが、それにしてもイヤイヤ期真っ只中の2歳児のパワフルな鳴き声を数時間に渡り聞き続けるのには参りました。

モンスター化した「なみ」

愛媛から私の父・母にヘルプに来てもらっていたので気持ちは一定程度楽であったものの、1人で対応していたらとても正気を保てなかったと思います。

父と母にヘルプに来てもらいました。助かりました。

息子爆誕

なんとか初日を乗り越え、翌日、息子爆誕。

「無痛分娩だったので楽だったよ〜」とは言っていたものの、無事に乗り越えてくれた妻氏、息子に深謝。

前回は青森での里帰りだったので、出産に立ち会えなかったのですが、今回は無事に立ち会えました。

息子の寝顔。尊い。そして可愛い。

目の前で新たな生命が誕生する光景は不思議でしたし、本当に立ち会えてよかったと思います。

感慨深い気持ちに浸りつつも、保育園に娘を迎えに行く時間になり、慌てて病院を出る。

妻氏、娘、息子。泣ける。

その日の夕方は、ママに甘えられず、やり場のない気持ちを抱えたモンスター娘の相手をしながら現実に引き戻された感覚を得たのを覚えています。

妻氏、息子氏退院

なんとか退院日まで何事もなく過ごすことができ、ついに14日、妻氏、息子氏が帰宅。

久しぶりにママと一緒に過ごすことができ、娘は喜びを大爆発。

4人の初の集合写真。泣ける。

おままごとでトレーニングしている甲斐もあり、弟君をあやそうとしたりしてくれてたのが印象的でした。

私は新生児のお世話の仕方を完全に忘れており、リハビリ感覚でオムツ替え、ミルク作り、哺乳瓶の洗浄・消毒、沐浴に奔走。

母親、愛媛に帰る

16日まで母親がいてくれることになっていたため、晩御飯と洗濯に関しては二日間お願いできたものの、その後は完全に全て担当しなければなりませんでした。

上記に加え、長女の朝ごはん、晩御飯、お風呂、寝かしつけ、家の掃除、ゴミ出し、保育園の送り迎え、公園、ダイソー、電車、買い出し、オムツ替え、オムツ替え、オムツ替え、オムツ替え、etc

とにかくやることが多く、数日間は生活リズムを掴むだけで精一杯でした。

ただ、家族4人が揃って同じ空間にいることだけで楽しく、大変ながらも幸せを実感しておりました。

FF16発売

生活リズムを掴んでからは一瞬でした。

毎日こなさないといけないタスクが多いものの、「デキる男」で売り出し中の身。

PDCAで家事タスクの効率化を追求し、徐々に余裕が出てきました。

そのタイミングで満を持してFF16が発売。

育児とヴァリスゼア(FF16の世界)の行ったり来たりをひたすら繰り返す

合わせてPS5も購入。

家事を全てこなしながら、パラレルでFF16を進める毎日が始まりました。

もちろん妻氏とのコミュニケーションも良好でした。

スーパーボーナスタイム〜義母のヘルプ〜

そして時を同じくして、義母がヘルプに来てくれました。

私の家事の負担もかなり削減されたので、高速でFF16を進めることができました。

FF16のボリュームが想定よりも多かったため、義母の登場無くして職場復帰前の全クリは不可能だったと思います。

ヘルプに来ていただいた義母と娘。めちゃくちゃ助かりました。

本当にありがとうございました。

そんなこんなで幸せな育休が終了

実際は、想定通り物事が進まずイライラしたり、苦労をしたこともありましたが、大きなトラブルもなく無事、育休が終了。

育休が取れていなかったとしたら、あれだけの大量の家事負担をすべて出産後で疲弊しきっている妻に背負わせることになってしまったのか、、、と思うとゾッとする部分もありました。

妻氏や子供たちと多くの時間を過ごすことができ、家族の絆も深まり、大変満足な時間でした。

まとめ

育休は「無給になることで家計が苦しくなる」「キャリアに影響が出る」など、デメリットも取り沙汰されますが、長い人生においては微々たる影響でしかありません。

「FF16をやりたいがために育休を取得した」というのは一部本音ですが、振り返ってみて一番よかったと思うのは妻氏や子供たちとの絆が深まったことです。

月並みな表現ですが、人生において最も大事なのは家族。

もしご事情が許すようでしたら、1ヶ月ほど家族に全集中できる期間を作ってみてはいかがでしょうか?

それではまた!

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