トーマツの日常・所感

動画セミナーの撮影をしてきました

どうも、Webマーケター兼中小企業診断士のトーマツです。

だいぶ前のことですが、埼玉県DX推進支援ネットワーク様のご依頼を受けて、動画セミナーの撮影に行って参りました

内容は「中小企業のECビジネス成功のポイント」でした。

撮影風景。頑張ったが82点のスマイルが限界。

外で発表する機会は多いのですが、動画撮影は初めてだったので見慣れない機材に囲まれワクワク度100%で臨むことができました。

今回大変良い経験ができたので動画セミナーってどういう流れで撮影するのか?についてセミナー自体の内容も含めて報告したいと思います。

動画セミナーの撮影をしてきました

セミナー動画は初めてだったのですが仕事の流れ」はほとんど普通の講演と同じです。

  1. オファー
  2. 構成の提案
  3. 受注
  4. 1週間前にプレゼン資料送付
  5. 当日撮影
  6. アフターチェック(まだやってない)

流れ上の違いは、当日、(スタッフ以外の)お客様がおらず、カメラに向かって喋らないといけないことと、映像が出来上がった後のアフターチェックが入ることくらいでしょうか。

セミナー動画と通常の講演の違いとは?

一方、通常のお客様を入れた講演とは似て非なるものです。

セミナー動画ならではの工夫も取り入れてみました

いろいろあるのですが、最も意識したのは下記です。

  1. 直感的に伝わるスライド
  2. 耳のみ視聴者への配慮
  3. ノーカットの意識

一つずつ説明します。

①直感的に伝わるスライド

まず一番意識したのは、直感的に理解できるスライドを作ることでした。

私自身、教育系YouTuberの方々の動画をよく視聴するのですが、分かりやすい人と分かりづらい人を分け隔てる最大の要素は0.1秒で何が伝えたいのかが分かるかどうか?だと思っています。

なので、スライドを一通り作成した後は、各スライドが「0.1秒で分かるか?」という視点でレビューしまくりました。

スライドの例。なるべく端的な表現を心がけた

後々振り返るともっと良くできたところはたくさんありますが、今後の課題にしたいと思います。

②耳のみ視聴者への配慮

また、耳のみ視聴者(日本語的におかしいですが、、、)に対する配慮も意識しました。

例えば、通常の講演であれば、「スライド右端〜」「こちらの図で示している通り〜」のように、聴講者がプレゼン資料を見ている前提で喋ることが可能です。

一方、動画セミナーの場合、ランニング中やギュウギュウの満員電車の中で視聴される方も多いでしょう。

そういった方々のために、大事な部分は声に出してお伝えする工夫をしました。

ただ、私自身のプレゼン力不足で聞き直してみると

③ノーカットの意識

最後は、ノーカットの意識です。

正直、途中で何度か噛みましたが、通常の講演で皆が多用しがちな「え〜と」「あの〜」などは挟まず、ノーカットでプレゼンすることができました。

動画で聞かされる「え〜と」「あの〜」ほど苦痛なものはありませんし、編集の方にジェットカットの手間をかけさせたくないのもあります。

ノーカットで進められるように、自らに5回のリハーサルを課しました。

かのプレゼン上手で有名なスティーブ・ジョブズも、大事なプレゼン前には何十回と練習をしていたようですし、これでも足りない方ですね

次回はもっと練習してもっと上手にプレゼンできるようにしたいと思います。

通常の講演では、聴講者の表情を見ながら、テンポを早めたり、あえて遅らせたりすることも可能ですが、動画セミナーの場合は、その相手がいません。

自身の塩梅で、テンポアップ、テンポダウンを図らないといけないので、その部分が難しかったですね。

撮影現場の環境

次に撮影現場の環境についてご説明したいと思います。

当日までどんな環境か聞かされてなかったのですが、こんな感じでした。

[ヒト]

  • ディレクター1名
  • カメラマン1名
  • 主催者
  • 講演者(私)

[モノ]

  • カメラ(マイク付き)
  • ピンマイク
  • 講演者用スクリーン
  • 照明
  • グリーンバック
  • 時計

マイクは冗長性を持たせるためにカメラ本体のもの+ピンマイクを使用。

動画は講演者の講演状況を撮影したものに対して、後付けでプレゼンスライドを合成して作成するとのことですが、講演者が喋りやすいように投影スクリーンを目の前に置いてくれているというレイアウトでした。

もっと簡素な撮影環境を想像していたので、びっくりしましたし、ワクワクしました

現場の撮影風景。YouTuberになった気分↑↑

また、ディレクターの方(撮影会社の社長)とカメラマンの方が、発表時に適宜、頷いてくれていたのが大変助かりました。

やはり誰も聞いていない状況で30分ぶっ続けで喋るのはしんどいです。

そんな中、聞いてますよ〜」という念を飛ばしてくれたのは非常にありがたかったですね。

で、どんな内容で発表したの?

講演内容は「中小企業のECビジネス成功のポイント」です。

対象はこれからECビジネスを少しでも始めたいと考えている事業者様です。

多くのEC周りの教育系YouTuber動画が、いろんな基礎をすっ飛ばした説明をしているところがかなり気になったため、着実に歩みを踏めるような地に足のついたポイント解説をさせて頂きました。

詳しくは動画をご覧いただきたいのですが、ささっと把握したい方向けにチラ見せ画像を貼っておきます。

スライドのダイジェスト版

支援事例も交え、わかりやすい言葉で解説しておりますので、これまで全くECに触れたことがない方でも安心してついて来れる内容となっております。

資料が欲しいという方のために以下のリンクから資料(全78ページ)を購入できるようにしました(定価:2,000円 → 今なら1,000円)。

まとめ

という訳で、今回は動画セミナー撮影報告記事をお届けしましたがいかがでしたでしょうか?

もし本記事の内容でご質問ある方は是非コメント欄に書き込んで頂けると幸いです。

お答えできる範囲で答えさせて頂きます。

それではまた!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です