実務家インタビュー

中小企業診断士だけが登録できるビジネスプラットフォーム?経営者にいろいろ聞いてみた【穂積賢司さんインタビューvol.1】

中小企業診断士だけが登録可能なビジネスプラットフォームである「俺の参謀オンライン」を運営する穂積さん。

誰しもが知る一流企業で、研究者として活躍する傍ら、自身のミッションを体現するため、2020年6月に起業という新たな道を拓くことを決意した。

「多くの診断士の問題はクライアントとの出会いがないこと。その機会さえ得られれば、伸び悩んでいる事業者様に対してバリューを発揮することができ、このような動きが広まれば社会の豊かさに繋がる。我々のサービスで『診断士をもっと魅力的に!』を体現したい。」

このように語る同氏に「俺の参謀オンラインの魅力・可能性」「今後の事業展望」について聞いてみました。

穂積賢司
SanBonLine株式会社

代表取締役CEO

2010年に花王株式会社に入社。現在に至るまで研究開発職に従事。香粧品、日用品、アジア向け日用品の開発を経験。独創性・発想力を活かし、自らの考えで社会貢献可能な大きなビジネスに挑戦してみたいと考え、2020年6月に起業。自分でなんでも考えたい性格で、人の話を信じない変人として育つ。趣味は音楽、スポーツ全般(ゴルフ、野球、など)。あだ名は「ほぢゅみ」。

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経営者と中小企業診断士の「出会いの場」を作る

――まずは現在展開されている事業概要を教えて頂けませんでしょうか?

穂積賢司さん(以下、穂積さん):はい、弊社では「中小企業診断士のみ」が登録可能なオンライン経営相談プラットフォームを運営しております。

その道のプロに気軽に相談したいと考える事業者様と中小企業診断士のマッチングを図ることで新たなビジネスチャンスを生み出したいと考えております。

俺の参謀オンラインのサービスイメージ

――なぜ中小企業診断士に特化しようと考えたのでしょうか?

穂積さん中小企業診断士と事業者様の「出会いの場を作ること」自体に価値が生まれることが分かったからです。

中小企業診断士資格を持つ西角(共同創業者)と議論するなか、診断士の多くが企業内診断士であり、この中の多くが、個人の力でクライアントを開拓することに課題を感じており、有資格者としての知見・ノウハウを活かせてない現状があることを知りました。

一方、診断士の多くはハイパフォーマーです。

幅広い経営知識を保有しつつ、サラリーマンとして積み重ねてきた専門性を兼ね備えておりますので、ひとたびマッチングが図れると、事業者様の期待値以上の価値を提供でき喜ばれることを知りました。

このことから「問題の本質は両者の出会いがないことにあるんじゃないか?」と考えました。

理路整然とサービスの強みを語る穂積さん(左)と間抜け面な筆者(右)

――たしかに、「実務補習」でも多くの提案が大変喜ばれているという事実がありますもんね。

穂積さんそうですね。診断士資格を保有している時点で高い課題整理能力を有していることの証明になっておりますので喜ばれる可能性は高いかと考えています。

もう一点、診断士に特化した理由を加えるとすると、SanBonLineのポジショニング戦略に係る部分が大きいです。

ご存じのとおり、昨今はクラウドソーシングやスポットコンサルティングサービスが普及してきておりますが、前者に関してはパートナーの質がピンキリで必ずしも成長支援の視点がないこと、後者は時間の制約上、知識の共有のみに終始してしまうという課題があります。

俺の参謀オンラインのポジショニングマップ

穂積さん一方、中小企業診断士は人材の質も高く、成長志向であり、さらに知識の共有に留まらずクライアントに寄り添った経営視点での「知恵出し」ができることに強みがあります。

ニッチかもしれませんが、専門家からの長期的な支援を望む事業者様のニーズに応えることを目指しております。

――なるほど~!素晴らしいポジショニング戦略ですね。

地方にいても「自社に適した専門家と安価かつ気軽」に繋がれる

――もう少しサービス内容について聞かせて下さい。なぜオンライン完結型にしているのでしょうか?長期的な支援を望む事業者様をターゲットとするのであれば、対面で信頼関係を築く仕組みを導入しても良いと思いますが。

穂積さん理由は2点です。1点目はオンラインであれば、地方にいながら全国津々浦々の診断士と安価かつ気軽に繋がることが可能なことです。

この手のコンサルサービスの利用者は、自社が持つ具体的な悩みに対する即効性の高い課題解決を望みます。なので、出発点はあくまで「自社のDXに向けた課題整理をして欲しい」でしたり「販売不振で困っているので助けて欲しい」であり、「経営コンサルティングをして欲しい」にはなりません。

――それはすごく分かります「私、中小企業診断士です」で仕事が獲得できるほど甘くはないですよね。

穂積さんそうなんです。なので、地理的距離が近いからという理由で診断士と事業者をマッチングしてもニーズとソリューションのミスマッチが生じてしまいます。

一方、オンライン完結であれば、全国に散らばる専門家と瞬時に繋がることができ、喫緊課題に対してスムーズに議論が開始できます。そのうえで、受けてに中小企業診断士という器(幅広い経営知識)がありますので、幹の部分から外れた派生議論を通じて他の経営課題も抽出し一般論に留まらない、その企業にマッチした支援が可能となります。

悩みにあった最適人財が見つかる

――専門性が入り口となり、その後、診断士として培った幅広い経営知識が生きるということですね。

穂積さんそうですね。今後、事業者様にこの後者の経営コンサルティングの価値が認められ始めれば、診断士の知名度向上に繋がりますし、登録診断士が「専門性のみ」ではなく「中小企業診断士×専門性」でブランディングが可能な世の中を作ることができます。

もちろん対面コンサルに勝てない部分はありますが、コロナ禍でリモートワークがニューノーマルとなり、オフラインとオンラインのすみ分けが出来つつあります。我々はそのオンライン部分のニーズを満たすサービスを提供できればと考えております。

パラレルワークで収入アップ・成長機会を得る

穂積さんオンライン完結型にしたもうひとつの理由は、企業内診断士の方々がパラレルワークとして参画しやすい環境を作るためです。

対面コンサルが前提となると、会社員としての仕事を抱えている企業内診断士の方々は中々手が挙げにくくなってしまいます。

一方、オンラインによって参画のハードルを下げることで、より多くの企業内診断士の方々にサービスを利用して頂けるようになれば、「気軽に中小企業診断士に相談をする」ことが社会の当たり前となり、好循環を生み出すことに繋がると考えました。

――いやあ、イチ企業内診断士として思いますが、ほんとそうなって欲しいですね。。ぜひお願い致します。。。(←他力本願)

穂積さんはい、頑張ります(笑)。パラレルワークが当たり前のようになれば、コンサルとして活躍するために現職を離れなければならなかった状況から、会社員+コンサルとしてのダブルインカムも達成可能です。

また、多くのプロジェクトに参画することで毎回成長機会が得られる。このような好循環を生むことができるのかなと考えています。

憧れの「パラレルワークでダブルインカム達成可能」のイメージ

次回:穂積さんご自身を深掘り

――ありがとうございます!ところでいつ言おうか迷っていたのですが、穂積さんってかなり変わった方ですよね?失礼ですがかなり興味が湧いてきましたので次回は、穂積さんご自身を深掘りさせて頂くインタビューをさせて頂きたいと思います。引き続きよろしくお願い致します!

穂積さん:ええ。昔からよく変人と言われます!笑。私はいつでもOKですよ!

穂積さん、ありがとうございました!

\中小企業診断士の方へ/

記事を最後までお読み頂きありがとうございました。

俺の参謀オンラインは5分で楽に登録が完了します。パラレルワークで力試しをしてみたい、年収アップを狙いたい方はぜひ登録してみて下さい。

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