WEBマーケティング

Web集客コンサルティングの費用・料金相場とは?【中小企業診断士が分かりやすく解説】

どうも、Webマーケター兼中小企業診断士のトーマツです。

「ホームページを作ったんだけど、まったく集客できておらず、何をすればよいのかが分からない。。。」

「自社でWeb解析をやっているんだけど、改善策に導けない。。。」

「Web広告運用は自社で担当できるんだけど、SEOに関しては具体的に何をすれば良いか分からない。。。」

このような状況でお悩みではないでしょうか?

そんな経営者の方々に対しておすすめなのがWebコンサルタントに相談してみることです。

一方、Webコンサルタントというとなんだか怪しいし、依頼先によって支援内容や料金がバラバラであり、発注主側の知識がない限り金額の適切性が判断できません。

そこで本記事ではWebコンサルタントに依頼する際の費用・料金の相場について「どんな効果が見込めるのか?」「誰に頼むべきか?」等も含めて解説したいと思います。

Web集客にお悩みの経営者やWeb担当者の方やWeb集客コンサルタントを目指している方々はぜひ参考にしてみて下さい。

この記事の内容は、筆者の経験や仲間から聞いた話をベースに書いており、すべての状況に適用できる内容ではありません。予めご了承ください。

Web集客コンサルティングの費用・料金相場とは?(まずはざっくり解説)

そもそも、Webコンサルティングといっても色々なメニューがあります。

ひとくくりにするのは難しいのですが、ここでは代表的な支援イメージとして以下の4つのパターンを紹介したいと思います(基本的に下にいけばいくほど、費用が高くなっていきます)。

  1. アドバイザリー
    (相談のみ)
  2. Web解析
    (データ解析による課題抽出含む)
  3. アクションプラン立案
    (課題抽出に加えてアクションプラン立案含む)
  4. ハンズオン支援
    (アクションプランの遂行ガイダンス含む)

①アドバイザリー(相談のみ)

Web集客に係るアドバイス「のみ」を提供してくれるパターンです。

顧問のような建付けですので、データ分析や打合せ用の資料作成など、手を動かしてもらう作業は含まないことが多いです。

安く抑えることはできますが、発注者側に「現在、どの程度のアクセスがあるのか?」「どういった経路で集客できているのか?」、などの現状を伝える能力が求められますので、実はかなりハードルの高いパターンでもあります。

また、アドバイスを受けた後にアクションプランを立案し、実行に移らなければなりませんので、費用面以外での自社負担が大きくなります。

一方で、実行予算が確保できる前提で考えれば、まずは現状の課題をざっと把握するために単発(単月)でコンサルを依頼し、その後、別の会社に実行支援を外注する方法も考えられます。

①アドバイザリー(相談のみ)

  • 料金・費用:3~5万円 / 月(回)
  • 自社労力負担(実行面で外注しない場合):★★★★★
  • 依頼先候補:フリーランスコンサル、中小企業診断士、中小企業専門Web広告代理店

②Web解析(データ解析による課題抽出含む)

コンサルタントが、Googleアナリティクスやヒートマップツール等を用いてWeb解析を実施し、定期的な分析レポート発行までを担当するパターンです。

分析レポートには具体的な施策まで記載されていないため、分析結果に基づいて発注者側(自社)で具体的なアクションプランを立案できる必要があります。

このパターンを選択する場合は、その前に、組織内にその受け皿(能力)があることを確認しなければなりません

②Web解析(データ解析による課題抽出含む)

  • 料金・費用:5~10万円 / 月
  • 自社労力負担(実行面で外注しない場合):★★★★・
  • 依頼先候補:フリーランスコンサル、中小企業診断士、中小企業専門Web広告代理店

③アクションプラン立案(課題抽出に加えてアクションプラン立案含む)

コンサルタントがWeb解析結果のみならず、具体的なアクションプラン(打ち手)の提示まで担当するパターンです。

アクションプランにはコンテンツマーケティングによるSEO対策やランディングページ作成、広告運用等が含まれます。

内容によっては、自社で遂行できない可能性がありますので、外注費を計上しておく必要があります

③アクションプラン立案(課題抽出に加えてアクションプラン立案含む)

  • 料金・費用:10~30万円 / 月
  • 自社労力負担(実行面で外注しない場合):★★・・・
  • 依頼先候補:フリーランスコンサル、中小企業診断士、Web広告代理店、Web制作会社、コンテンツマーケティング会社

④ハンズオン支援(アクションプランの遂行ガイダンス含む)

コンサルタントが現状分析・戦略立案のみならず、アクションプランの遂行まで一気通貫でサポートするパターンです。

例えばSEOを実行する場合、売上に繋がるキーワードの選定や、コンテンツ設計、Webライティングの方法など、実務の細かいところまでサポートしてくれます。

また、Web制作やランディングページの制作が伴う場合は、制作会社やWebデザイナーとの界面が生じますが、そのディレクションまで担当してくれるパターンを想定すると良いと思います。

デジタルマーケティングの大部分をアウトソースする考えに近いですね。

基本費用としては、コンサル料金に加えて、実行内容によって都度見積というパターンが多いです。

④ハンズオン支援(アクションプランの遂行ガイダンス含む)解析による課題抽出含む)

  • 料金・費用:10~30万円 / 月 + 実行費用
  • 自社の労力負担:★・・・・
  • 依頼先候補:フリーランスコンサル、中小企業診断士、Web広告代理店、Web制作会社、コンテンツマーケティング会社

おすすめのWebコンサルティングサービスの選び方

ここまで代表的な4つのパターンについて解説しましたが、どのコンサルティングサービスを選ぶべきでしょうか?

自社の状況によって異なりますが、まず大前提として経営層がWeb集客を本気で考えていない場合、どのパターンもおすすめしません

というのも、コンサルタントはあくまでも経営の「サポーター」であって、主体を担うのは自社社員だからです。

どのパターンを採用したとしても自社のデジタルマーケティング担当(あるいは部門)の負担がかかりますので、「コンサルタントに丸投げしたら効果が出るだろう」というスタンスでいる限り効果は見込めないでしょう。

自社にノウハウがない場合は、④ハンズオン支援がおすすめ

その前提でお話しすると、自社にノウハウがない場合は④のハンズオン支援がおすすめです。

理由は、分析結果を出されたとしても、具体的なアクションプランを実行できない限り効果は出ないからです。

お医者さんに健康診断してもらっても薬が手に入らなければ改善しないのと同じです。

一方で、じっくり時間をかけてWeb集客対策を進めたい場合、まずは①アドバイザリーパターンで現状把握を開始し、自社の知見を深めていきながら、必要に応じて②→③→④と支援の幅を広げていくという考え方もあります。

自社の状況を考慮しながら、必要なサービスを選択していきましょう。

Web集客アクションを外注する場合の相場

ここまで、Web集客の実務は自社社員で実行する場合をみてきましたが、その一方で、実務面をアウトソースするという考え方もあります。

ここからは、外注した場合の施策ごとの費用感について解説していきます。

①Webライターへの記事作成外注

コンテンツマーケティングによるWeb集客を志向する場合、記事の拡充が必要となってきます。

極力、自社事業のノウハウを有している自社社員が執筆に携われれば良いですが、リソースが足りない場合は、Webライターへの発注も検討すると良いでしょう。

コンサルタントに売上・利益アップに繋がる対策キーワードを選んでもらっている前提で考えると記事執筆の相場は下記となります。

  • 文字単価:1円~3円
  • 3,000文字の記事の場合:3,000円~9,000円/記事

つまり、来期までに50記事拡充したい場合は、50×9,000円=45万円となり、多少のマージンを見込んで最大50万円の予算を計上しておけばOKということです。

この予算にはコンサルタントとライターのディレクション費用は含まれてないのでご注意下さい。

②Web広告運用代行

ではGoogle広告やFacebook広告のようなWeb広告運用についてはどうでしょうか?

外注先にもよりますが、一般相場でいうと下記となります。

  • 単価:広告運用額×20%
  • 月額10万円運用する場合:2万円

広告運用はコンテンツマーケティングと異なり短期的な効果が見込めます。

言い換えると、PDCAサイクルを早く回さなければ機会損失を生んでしまいますので、自社ノウハウがない場合は外注からはじめて、徐々にプロの技を盗んでいくのが良いでしょう。

広告形態(ディスプレイ広告・動画広告)によってはバナー作成や動画制作などのクリエイティブ製作費も必要になりますので、ご留意ください。

③SNS運用代行

SNS運用代行とは、自社のTwitterやInstagram、PinterestなどのSNSアカウントの運用を代行してくれるサービスです。

「投稿内容の起案」、「投稿の代行」、「他者アカウントへのコメント・返信」、「効果測定」、「効果測定に伴う戦略立案」など作業内容が幅広く、お願いする内容によって費用感は異なってきますが、おおむね下記の相場を想定しておくと良いでしょう。

  1. 投稿内容の作成・投稿代行のみ:~10万円/月
  2. (上記+) 他者アカウントへのコメント・返信:20~30万円/月
  3. (上記+) 効果測定、戦略立案:~50万円

SNS上では、自社の経営理念やこだわりをダイレクトに訴求するチャンスがある一方、誤った運用方法をとってしまうと自社イメージの毀損にも繋がりますので、代行を頼む際には細心の注意を払いましょう。

④ウェブ制作やランディングページ最適化(LPO)

コンサルタントに自社メディアを診断してもらった結果、ホームページやランディングページを改善しなければならない状況も出てくるでしょう。

その際には、ウェブ制作会社に自社メディアの制作を依頼することになります。

求める機能・デザインや改善するページ数によっても異なりますが、相場としては下記を想定しておくと良いでしょう。

  • ランディングページ制作:10万円~30万円
  • HP制作(テンプレ使用):~30万円
  • HP制作(セミオーダー):~100万円
  • HP制作(フルオーダー):100万円~

このようにウェブ制作が必要になる場合、大きな予算を動かさなければなりません。

コンサルタントの分析結果を聞き、費用対効果を吟味したうえでウェブ制作に踏み込むべきか否かを判断するようにしましょう。

Webコンサルティングは誰にお願いできるの?

では、話をWebコンサルティングに戻しましょう。

Webコンサルティングは誰にお願いできるのか?について解説していきます。

①フリーランスコンサルタント

クラウドソーシングの普及に伴い、近年ではWebマーケティングを専門とするフリーランスコンサルタントが増えております。

会社の形態をとっていないため、発注者側としては不安が伴うかもしれませんが、個人でやっているがゆえに細かい要望に手が届くことも多いです。

また、固定費がかからない分、費用も割安になりますので、最初のオプションとして考慮すると良いでしょう。

②中小企業診断士

中小企業診断士は、経営コンサルティングを生業としておりますが、なかにはWeb集客支援を専門とする方々もいらっしゃいます。

士業の看板を背負っているため、無資格のフリーランスよりは信頼性は高いと言えますし、Web集客以外の経営戦略面の支援も受けられます。

本記事著者である私自身、このカテゴリーに該当しますので、Web改善をご要望の方はぜひお問い合わせください(無料診断も承っております)。

③Web制作会社・Web広告代理店・コンテンツマーケティング会社

その他のオプションとしては、Web制作会社、Web広告代理店、コンテンツマーケティング会社に依頼する方法もあります。

コンサルティングから実務面まで一気通貫で担当することができますので、自社の労力負担を下げたい場合は、これらの会社に依頼するようにしましょう。

一方で、会社の固定費がかかってしまう都合上、最低発注額が設定されていることが多く、最低でも月額10万~20万円以上の予算を用意できることが必要となります。

Webコンサルティングを依頼する際によくある失敗

ここからは、Webコンサルティングを依頼する際によくある失敗について解説します。

これらの失敗事例を踏まえ、自社が同じような状況に陥らないようにしましょう。

よくある失敗①:主体はあくまで自社社員という気持ちの欠如

上述の通り、コンサルタントはあくまでも自社事業の「サポーター」にすぎません。

コンサルタントが提案してくる打ち手によっては経営層・自社社員が取らなければならないアクションが生じてきます。

一方で、忙しさを理由にアクションが着手できない場合、コンサルタント側が身動きが取れず、結果として効果は期待できないでしょう。

発注側の基本スタンスとして、自社社員が「主体」であり、コンサルタントをリードする立場であることを念頭に置いておく必要があります。

よくある失敗②:効果が出るまで我慢できない

Web集客は広告のように短期効果が見込めるものもあれば、SEOのように効果が出るまで半年~1年以上かかるものもあります。

これを理解せず、効果がでるまでのリードタイムが我慢できず途中で契約を打ち切ってしまうパターンも散見されます。

経営戦略上、ある期間内にどうしても成果を出さないといけない場合は、その旨をしっかりコンサルタントに伝えましょう。

よくある失敗③:他社の成功事例に捕らわれコンサルの動きを邪魔する

競合他社が「SEOで集客数を倍増させた」、「Twitter運用で客単価を向上させた」などの成功事例に捕らわれて、コンサルタントの提案を邪魔してしまうのもよくある失敗のパターンです。

他社事例は得てして表面的な話しか分かりません。

その背景にある「なぜこの打ち手に決めたのか?」や自社事業に適用した場合「同様の効果が期待できるのか?」といった分析を挟まずして、目先の手段に飛びつくのはおすすめできません。

コンサルタントも自社事業にあったの最適な手段を提案してきてくれます。

まずは提案内容をしっかり聞くことから始めましょう。

まとめ

以上、本記事ではWebコンサルタントに依頼する際の費用・料金の相場について解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

もし本記事の内容でご質問ある方は是非コメント欄に書き込んで頂けると幸いです。

お答えできる範囲で答えさせて頂きます。

それではまた!