どうも、WEBマーケター兼中小企業診断士のTomatsuです。
最近、WEBマーケティングに興味が出てきたのですが、おすすめの本はありませんでしょうか?
「経営コンサルやWEB担当者が身につけておきたい「WEBマーケティングに必要なスキル」7選」でも取り上げましたが、WEBマーケティングに求められるスキルは多岐にわたります。
使えるスキルを身につけるには実践が必要になりますが、初心者の段階で全ての領域を実践でカバーすることは非現実的です。
そこでおすすめなのが「本を読むこと」です。
今回はWEBマーケティング全体を体系的に掴むための本や、マーケティング戦略、SEO、アクセス解析、WEBデザインなどの個別領域についての解説本をご紹介したいと思います。
コロナ禍において、WEBマーケティングの重要性は日々増してきており、会社員・フリーランス・経営者問わず、この領域の知識をつけることは必須です。
本記事の本を通してWEBマーケを学ぶための基礎を固め、ご自身の市場価値を高める準備を取ってみてはいかがでしょうか?
- Webマーケティングを学び始めたい方
- Web担当者になったばかりの方
- 専門領域を身につけたい中小企業診断士の方
WEBマーケティング全体を俯瞰して学べる本
1.マンガでわかるWebマーケティング
おすすめ度:★★★★★
やはり新しい分野に触れる際には「マンガ」が入りやすいですよね。
マンガといえど侮るなかれで、Webマーケティングの基礎概念をとても分かりやすくまとめている良書です。
これまで「Webマーケティングに触れたことがない」という方は導入本として是非手に取って頂きたいです。
2.最小の手間で最大の効果を生む!あたらしいWebマーケティングの教科書
おすすめ度:★★★・・
まさにWebマーケティングの教科書的な本です。
Webマーケティングの全体概念の説明からSEO, リスティング広告, SNSの運用方法などの個別論点まで網羅されております。
Webマーケティングの導入本をお探しの場合は、上記の「マンガでわかるWebマーケティング」で十分なのですが、マンガが苦手、身近な事例をもっと多く知りたいという方にはこちらの本もおすすめです。
3.沈黙のWebマーケティング
おすすめ度:★★★★★
私が紹介するまでもない「名著中の名著」です。
Webマーケティングについての概念書ですが、ペルソナ設計やカスタマ―ジャーニーなどのマーケティングの最新理論なども紹介されております。
中級者以上しか気にしないような細かいノウハウも記載されておりますので、ブロガー・Webマーケターとして成長したい全ての人におすすめです。
著者である松尾茂起さん(ウェブライダー代表)ご自身のパーソナリティも魅力的ですので気になる方はぜひ下記参考に載せておりますYouTube動画もご覧ください。
SEOを学べる本
4.これだけやれば集客できる はじめてのSEO
おすすめ度:★★★・・
新しくWebサイトを立ち上げられた個人事業主や会社のWeb担当者の方にはぜひ読んでいただきたい本です。
書かれている内容は基礎中の基礎なのですが、初心者でもわかりやすいようにタスクの手順をまとめてくれておりますので、この本に書かれていることをそのまま愚直にこなしていけば上位表示を獲得できるでしょう。
実際に、私のブログもこの方法で中小企業診断士関連で1位表示30件以上獲得できました。
5.10年つかえるSEOの基本
おすすめ度:★★★★★
SEO系の本は片っ端から読み漁りましたが、この本は「実践方法」に加えて「SEOの在り方」にまで触れていて過不足がないので相当おすすめです。
SNSマーケティングが台頭しつつありますが、未だにSEOはWebマーケティングの重要な要素です。
上記の「これだけやれば集客できる はじめてのSEO」では少し物足りなかった方におすすめの本です。
Web広告が学べる本
6.ビジネスを加速させる Facebook広告&Instagram広告制作・運用の教科書
おすすめ度:★★★★★
Facebook広告の本ではダントツでおすすめの本です。
この手の本は担当者が知りたがっている細かい手順やノウハウ部分が含まれていないことが多いのですが、この本は別です。
新たにECサイトやWebサイトを検討中の中小企業・小規模事業者やアフィリエイターの方でFacebook広告の出稿をご検討の方はぜひ手に取ってみてください。
7.いちばんやさしいリスティング広告の教本 ⼈気講師が教える⾃動化で利益を⽣むネット広告
おすすめ度:★★★★★
リスティング広告の仕組みから出稿手順までカバーされている神本です。
Googleでメディア・広告主・代理店の立場でリスティング広告に携わっていた著者も絡んでいる本だけあって、読み応えがあり私も何回も読み直しております。
名前とは裏腹にWebマーケティング初心者にとっては少し難しい内容が盛りだくさんですが、この道のプロを目指すなら避けて通れません。
ぜひ多くの方に手に取っていただきたい本です。
8.ネット広告運用“打ち手”大全 成果にこだわるマーケ&販促 最強の戦略102
おすすめ度:★★★・・
初心者に絶対おすすめできないのですが、内容がオタクすぎて好きなほんの一つなので紹介いたします。
Google広告やFacebook, Instagram広告などを中心とした102件もの実践に基づいたノウハウが盛り込まれており、既にWebマーケティングに携わっておられる方は一度は読んでみた方が良いでしょう。
社内横断で自社アセットを管理することの重要性や代理店に丸投げしない、などの心構えなどについても触れられており生きた知見を手に入れられるでしょう(内容がちょっと難しいので☆は三つです)。
アクセス解析が学べる本
9.現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書
おすすめ度:★★★★・
PV、セッション、ユーザーなどの用語が分からないという方におすすめしたい導入本です。
普段気にならない私でも気になるほど誤字・脱字が多いのですが、Google Analyticsの使い方やアクセス解析について初心者にも分かりやすくまとまっております。
10.Googleアナリティクス プロフェッショナル ~分析・施策のアイデアを生む最強リファレンス
おすすめ度:★★★・・
日頃からGoogle Analyticsに触れているWeb担当者や個人ブロガー・アフィリエイターの方々はこちらの方をおすすめします。
600ページ超という教科書的な要素もあり、また個人では使わない機能もたくさん含まれておりますが、私もリファレンスとして重宝しております。
Webライティング・コピーライティングが学べる本
11.ポチらせる文章術
おすすめ度:★★★★★
本書は「コピーライティングがなぜ重要なのか?」から「キャッチコピーの作り方」まで網羅されている神本です。
私のようにアイデアや文章力にも乏しい人間でも恥ずかしくないコピーが作れるよう10個の具体的なテクニックやテンプレートを用意してくれております。
ライターとしてキャリアアップしたい方は必読でしょう。
12.沈黙のWebライティングーWebマーケッターボーンの激闘ー
おすすめ度:★★★★★
またまた来ました沈黙シリーズ。
ブロガー・アフィリエイターなら知らない人はいないというWebライティングの指南書です。
私自身も全然マスターできていませんが、ライティングに迷うたびに読み返しており、リファレンスとしても重宝できます。
ボリュームは圧巻の600ページ超えですが、「ラノベ部分」と「解説部分」に分かれており、まずはラノベ部分のみをさらっと読み流すだけでもかなり勉強になります。
SNSマーケティングが学べる本
13.SNSで人を集める! やさしいSNSマーケティングの教科書
おすすめ度:★★★・・
初心者のために、SNS運用ノウハウをまとめられている導入本です。
普段からSNSを運用している方や若者には物足りないかもしれませんが、そもそもInstagram, Twitterって何?という方はぜひ本書から初めてみて下さい。
14.自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方
おすすめ度:★★★★★
ありそうでなかった企業用SNSアカウントの運用ノウハウをまとめた神本です。
組織アカウントは得てしてPRリッチになり毛嫌いされる傾向にありますが、そんな中、セガをはじめ東急ハンズ、キングジム、タニタなど企業はとても上手にファンを増やしております。
嫌われる企業アカウントと好かれる企業アカウントの違いが知りたい方はぜひ手に取ってみて下さい。
15.「いいね」を購入につなげる 短パン社長の稼ぎ方
おすすめ度:★★★★★
マーケティングの本質からSNS運用の心構えについて言及されている神本です。
「まずは共感し、共感してもらって、その先のヒントを得る」
「我々が見なきゃいけないのは競合ではなく絶対的にお客様です」
といったようなビジネスの本質について、短パン社長が平易な言葉で説明されており、聞けば分かるんだけど日常生活で忘れがちな大事な内容について触れられております。
Webマーケターに限らず多くのビジネスパーソンにオススメです。
マーケティング戦略が学べる本
16.USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
おすすめ度:★★★★★
紹介不要の神中の神本。まさにGod of Godです。
私がマーケティングに興味を持つきっかけとなった本でもあります。
戦略なき戦術はリソースの無駄遣いと言い切る通り、P&G出身の伝説のマーケターの視点から「マーケティング戦略の重要性」を説いた大変貴重な本となっております。
Webマーケティングに携わっているとどうしてもCPAやコンバージョン、PV、インプレッションなどの細かい指標を追い求めがちな生活になりますが、そういったミクロな視点から視座を一歩上げたマクロな視点の重要性を再認識させられる本です。
星5つでは足らないくらいの良書ですので、ぜひ一度手に取って頂ければと思います。
マーケティング思考力トレーニング
おすすめ度:★★★★・
マーケティングのトレーニング方法(筋トレみたいなもの)である「マーケティングトレース」のやり方について解説している本です。
マーケティングトレースは、「デザイナーやプログラマーは勉強法の型(デザイナーであればUIトレース、プログラマーであれば各言語の本)があるのにも関わらずなぜマーケターには勉強法の型がないのか?」という問いを基に、著者の黒澤さんが考案されたトレーニング方法です。
これを読めばマーケティング力がすぐに身につくわけではありませんが、マーケターとしての頭の使い方(アウトプットの型)が分かる内容となっておりますので、引き出しを増やしたい方には特におすすめしたい本です。
まとめ
以上、本記事ではWebマーケティング初心者に「おすすの本」16選を紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
ご質問ある方は是非コメント欄に書き込んで頂けると幸いです。
お答えできる範囲で答えさせて頂きます。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!