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【厳選】コミュニティ運営を学ぶのに「おすすめな本」6選

どうも、Webマーケター兼中小企業診断士のトーマツです。

ネット上で簡単に知らない人同士が交流を図れるようになった昨今、家族や会社以外のコミュニティに携わる方も増えてきているのではないでしょうか

コミュニティ活動は、ビジネスに活かすこともできますし、気の合う仲間との出会いや交流の場として人生を豊かにするツールとしても活用できます。

私自身、いくつか社外コミュニティに携わっておりますが、運営者として携わっている状況が「一番タメになっている」感覚がありますので、ぜひ多くの方にコミュニティ運営にチャレンジしてみて欲しいと考えております。

しかし、ひと言でコミュニティ運営と言っても、簡単なものではありません。

そこで、本記事では私が運営者として参考にさせて頂いたコミュニティ運営を学ぶのに「おすすめな本」6選を紹介したいと思います

「ビジネスに活かすコミュニティ運営」が学べる本

1.ファンをはぐくみ事業を成長させる 「コミュニティ」づくりの教科書

おすすめ度:★★★★★

コミュニティ運営関連の本が語られる際に必ず紹介される良書です。

数々の企業にてビジネスコミュニティを立ち上げられた河原あずさ氏のご経験をもとに、コミュニティ運営上の正しいマインドセットやノウハウが網羅的に紹介されております

「最初は10人からでOK」「面白いイベント企画の3つの方程式」「コミュニティを活性化させるマルサンの法則」などの格言&キャッチーな定石が大変わかりやすく、導入書としても入りやすいでしょう。

ビジネスコミュニティ向けという立て付けではありますが、地域コミュニティ、ファンコミュニティ、サークルなど、あらゆるタイプのコミュニティに役立てることができるでしょう

私も自身が運営する研究会(デジタルマーケティングラボ)において、悩むことがあるたびに何度も立ち返らせて頂いております。

2.ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング

おすすめ度:★★★★

タイトル通り、企業がビジネスを成長させる手段として、どのようにコミュニティマーケティングを活用すべきかがわかる本です

著者の小島氏はAWSのユーザーコミュニティである「JAWS-UG」の立ち上げを経験され、製品の売上拡大に貢献された日本のコミュニティマーケティング界の第一人者でもあります。

本書の前半は主に著者ご自身の成功体験が語られ、後半ではビジネスにおけるコミュニティの可能性について書かれております

挙げればキリがありませんが、私が特に共感したのは下記です。

  • 製品は売るな
  • コミュニティは結局フォロワーが大事
  • コミュニティは運営者のキャリアや人生もグロースしてくれる

この本を読んだらコミュニティ運営にチャレンジしたくなること間違いなしですので、その気がない方はご注意ください。

3.人と人とのつながりを財産に変える オンラインサロンのつくりかた

おすすめ度:★★★★

「新しい時代のコミュニティ運営術」と呼ぶにふさわしい本です。

ピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、最近、流行しているオンラインサロンは一種のコミュニティです。

運営者にとってはまさに個人ビジネスになりますが、このサロンを軌道に乗せるためのコンセプト作りから具体的な運営方法まで解説されている良書です

私は無料の研究会・コミュニティの運営を行なっていますので、オンラインサロンとは建て付けが異なりますが、「ブログ・SNSでの情報発信による会員募集」「月1回の運営ミーティング」「毎月のメインの定例会の開催」「部活制度の設置」などはこの本から参考にさせて頂きました。

企業に属さず、個人としてコミュニティを作りたいという方は前に紹介した2冊よりもこちらを参照した方が良いでしょう

「人生を豊かにするコミュニティ運営」が学べる本

4.コミュニティをつくって、自由に生きるという提案

おすすめ度:★★★★★

タイトルからはノウハウ本なのかマインド本なのか察しがつきませんが、両方を兼ね備えた良書と言えます。

5,000人のコミュニティを作られた実績のある筆者がご自身の経験から、いかに「つながり」や「絆」を作り、太くしていくべきかを解説してくれております

もともと人付き合いが苦手な方が書かれた本であるため、ハードルが低く「感じる」形でコミュニティ運営のポイントが解説されており、本書を読めば誰でも運営できるんじゃないか?」と思わせてくれる不思議な力があります

こちらも挙げだしたらキリがありませんが、私が特に共感したポイントは下記です。

  • つながるきっかけは自分からつくる
  • 集まった声をじっくり読み、生の声を活かして企画を立てる
  • 「共通体験」「接触頻度」「ビジョン」「ルール」「内側へ引き込む」を意識
  • 100人を超えたら運営者が中心にいてはならない

私自身、全てが実践できているわけではないので繰り返し読んでいきたいと思います。

5.自分の居場所をつくる働き方 仲間とつながり、自分らしく成果を出すコミュニティ・ワーカー

おすすめ度:★★★★

社外のコミュニティに所属し、その活動から派生して仕事を得る「コミュニティ・ワーカー」の解説本です

「人と人とのつながりを財産に変える オンラインサロンのつくりかた」の著者であり、コミュニティ運営のスペシャリストである中里氏がこれまでのご自身の経験から、個人のキャリアの新たな選択肢を提示していると言えましょう。

これからは「自分の居場所」、すなわち、気の合う人たちと協力関係を築き、自分の好きなペースで心地よい働き方を実践していける場を作っていく力が重要です

社内のエースであろうと、なかろうと、「会社の看板が外れてしまった時に残るものはなんだろう?」と一度でも考えたことがある方は多いはずです。

そんなモヤモヤ感が募った状況で読んでみたい一冊となっております。

6.コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

おすすめ度:★★★★

最後は少しアカデミックな内容です。

ハーバード大学のガンツ博士が理論をもとに、コミュニティの力を使って社会のあり方を望ましい方向に持っていくコミュニティ・オーガナイジング」の方法論が解説されております

バラク・オバマの大統領選キャンペーンでも活用されたものですが、身近な地域行事、サークル・部活動、社外コミュニティにも活用可能です。

私自身はコミュニティ運営に活用したというより、普段のビジネスパーソンとしての一スキルセットとして参考にさせてもらっており、コミュニティ・マーケターに限らずあらゆる社会人、ビジネスパーソンに手に取って欲しいと思います

まとめ

以上、本記事ではコミュニティ運営を学ぶのにおすすめの本6選を紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

もし本記事の内容でご質問ある方は是非コメント欄に書き込んで頂けると幸いです。

お答えできる範囲で答えさせて頂きます。

それではまた!

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