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エネルギー・プラント業界志望の学生が読むべき「おすすめ本」10選【就活】

どうも、Tomatsuです。

私はエンジニアリング会社勤務の社員として、エネルギー業界動向を常にウォッチしています。

ニッチな業界ですので、情報収集の主な手段は下記となります。

一方、上記のみでは情報が偏ってしまうので、定期的に一般書籍も読むようにしております。

今回はこれまで読んだ書籍の中で、特にエネルギー・プラント業界志望の学生におすすめしたい10冊を紹介させて頂きます。

カテゴリーは下記の通り。

 

カテゴリー
  1. 業界動向系:2冊
  2. SDGs系:2冊
  3. 実用系:3冊
  4. 教養系:3冊

就活中の方は「業界研究や社会勉強の一環」、すでに内定をもらっている方は「入社までの期間の勉強ネタ」として読んで頂ければ幸いです。

エネルギー・プラント業界志望の学生が読むべき「おすすめ本」10選

業界動向系

まずはエネルギー業界動向系。

オイル&ガスに特化した内容ではありませんが、広い意味でのエネルギー業界の動向が捉えられます。

私の周りでも読んでいる人が多い、秀逸な2冊となっています。

エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ(竹内順子)

おすすめ度:★★★

エネルギー問題を取り巻く外部環境変化(人口減少、電力自由化、分散型発電)を踏まえて30年後のエネルギーのあるべき姿を予測しています。

エネルギー業界の捉え方が変わる一冊となっています。

他の本は読まなくても良いですが、この本だけは読んで欲しいと思います。

すんごい面白いです。

エネルギー業界の破壊的イノベーション(野村総合研究所)

おすすめ度:★★★★・

野村総研がまとめた渾身の一冊。

エネルギー業界の現状・今後を捉えるという意味では上述の「エネルギー産業の2050年」だけでもOKですが、各企業の事例がふんだんに盛り込まれており、大変示唆に富む内容になっています。

SDGs系

次はSDGsについてです。

最近、ものすごい勢いで市民権を得てきており、ビジネスを行う上でも無視できなくなってきました。

しっかり抑えておきましょう。

SDGsの基礎(事業構想大学院大学 出版部)

おすすめ度:★★★★・

SDGsの教科書としては完璧な一冊となっています。

星一つ減らしたのは、事例が少ないのと、自分の会社の実務に落とし込むためのノウハウの記述が薄かったためです。

ただ、SDGsの基礎知識を手に入れたい方はこの一冊だけで十分となっており、大変おすすめです。

2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望(落合陽一)

おすすめ度:★★★★・

最近、各種メディアで活躍中の落合陽一さんの著書です。

ほんと、いつ寝てるんでしょうね。

上述の「SDGsの基礎」と比べて内容は若干薄いのですが、各章で取り上げられているデータ(人口動態、マクロ指標など)が分かりやすく、おすすめです。

余裕があれば読んでおきたい一冊となっています。

実用系

次に実用系についてです。

本当はもっと紹介したかったのですが、3冊に厳選しました。

エンジ会社に入社したら即使える概念・情報・スキルが手に入りますので特におすすめです。

石油・天然ガス開発のしくみ (日本エネルギー経済研究所)

おすすめ度:★★★★★

石油・ガス業界のイロハが学べる良書です。

ガス田・油田の開発(最上流)からユーザー(最下流)までのバリューチェーンを網羅しているので、オイル&ガス業界に関わる全ての方(E&P, 元売り, プラントエンジ)におすすめの本です

私は今でも愛用しております。

Engineer-In-Training Reference Manual (マイケル・リンデンバーグ)

おすすめ度:★★★★・

これまで読み物系しか紹介してこなかったので、演習系をぶっこんでみました。

この本は海外版「技術士」である「Professional Engineer(PE)」を目指すための登竜門である「Fundamental Engineer(FE)」になるためのテキストです。

プラントエンジニアが実務で使うような内容ばかりなので、事前に勉強しておきたい理系学生におすすめです(文系学生は無視して下さい)。

「どうせ勉強するならFE試験を受けてみたい」という方は下記2冊と併せて勉強すると学習効率が上がるでしょう。

人を動かす(デール・カーネギー)

おすすめ度:★★★★★

私が説明するまでもない名著です。

将来プロジェクトマネジャー(プロマネ)を目指したい、という人は絶対に読んでおきましょう。

プロマネって何という方は以下の関連記事も読んでみてください。

教養系

最後に教養系です。

エンジ会社に入社すれば、否が応でも「グローバルな働き方」が求められます。

つまり世界標準の考え方を知っておかなければなりません。

これももっと紹介したい本はあるのですが3冊に厳選しました。

FACTFULNESS(ハンス・ロスリング)

おすすめ度:★★★★★

これも名著ですね。

この本を読み終えたら世界の見方が変わるはずです。

世界的に読まれている名作ですので、出張先のネタにも使えます。

要点解説90分でわかる!ビジネスマンのための「世界の宗教」超入門(井上順孝)

おすすめ度:★★★★★

各宗教のお作法を知らずしてグローバルビジネスマンとは言えません。

海外出張が多いプラントエンジ志望の学生に特におすすめしたい本です。

世界標準の経営理論(入山章栄)

おすすめ度:★★★・・

経営学の知識は普遍的に使えるので紹介させて頂きました。

両利きの経営で有名な入山先生の本で、この本1冊で世の中の経営理論に触れられます。

激ムズなので星二つ減らしましたが、経営に興味のある学生におすすめしたい本です。

最後に

いかがでしたか?

本当はもっとおすすめしたい本がたくさんあるのですが、今回はここまでとさせて頂きます。

せっかくの年末年始ですので、是非読んでみてください。

以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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