中小企業診断士について

【保存版】中小企業診断士に「なったら読むべき本」18選

どうも、Webマーケター兼中小企業診断士のトーマツです。

中小企業診断士試験では「1次試験7科目」・「2次試験4科目」という幅広い領域に触れますが、不思議なもので学べば学ぶほど自分の無知さに気づき、もっと学ばねば!という感覚に陥りますよね。

診断士試験が終わると、無機質なテキストからの解放と、この知的欲求から読書が鬼のように捗ります。

そこで、本記事では私が診断士活動を行う上で役に立ったおすすめ本18選を紹介させて頂きます。

多少偏っておりますが是非参考にして頂ければ幸いです。

それではどうぞ!

中小企業診断士の仕事内容が学べる本

1.中小企業診断士のリアル

中小企業大学校や養成課程講師で3,000人以上の診断士を指導してこられた日沖氏(中小企業診断士)ならではの視点で企業内診断士やプロコンなど、中小企業診断士を大きく5種類にタイプ分けして解説している本です。

診断士になられたばかりの方が「今後どうやって資格を活かしていこうか?」を考える際に参考にして頂きたい一冊です。

 

2.先生ビジネス“マーケティング”の教科書

士業向け講座を多数展開する志師塾を運営されている五十嵐氏(中小企業診断士)が書かれた、先生ビジネスにおけるノウハウ本です。

先生業という言葉が使われていますが、全てのコンサルタントが保有しておくべき素養について多数の事例を交えて紹介されております。

特に独立・開業を目指す方に読んで欲しい一冊となっております。

3.中小企業診断士の「お仕事」と「正体」がよ〜くわかる本

タイトル通り、中小企業診断士の仕事内容や生き方について、平易な表現で解説されている一冊です。

内容は良くも悪くもネットで調査できるものですが、一冊の本にまとまっていることに意義があるかと思いますし、筆者である西條氏(中小企業診断士)自身の経験も交えて解説されていますので、事例本として活用するのも良いでしょう。

実務補習・企業コンサルティングに役立つ本

4.コンサル一年目が学ぶこと

アクセンチュアの戦略部門コンサルタントとして活躍されている大石氏による「コンサル必須スキル30選」のまとめ本です。

「コンサル一年目が学ぶこと」というタイトルですが、「PREPで話せ」や「顧客の期待値を超えていけ」など、どの業界にいても必須と思われる仕事術が記載されております。

「こんなの当たり前じゃん」と思われるものも多いですが、そういう内容ほど重要ですし忙しかったり余裕がない時期は忘れがちです。

習慣化するために何度も読み返して頂きた一冊です。

 

5.事業デューデリジェンスの実務入門

中小企業診断士のコア業務である総合経営診断(いわゆる事業DD)の全体イメージを養うのに最適な本です。

実務補習前に必ずと言って良いほどおすすめされる本です(何を隠そう私も実務補習前に本書を読みました)。

診断士試験をくぐり抜けた人であれば必ず理解できますし、試験で学んだ内容を実用的なノウハウに昇華させることができますので、ぜひ手に取ってみて下さい。

6.ゼロからはじめるネット広告代理店開業ガイド

近年、「中小企業・小規模事業者」によるネット広告・デジタルマーケティング需要が右肩上りで拡大して行っておりますが、固定費が大きくかかる中堅・大規模広告代理店ではこういった需要に応えるのは不可能です。

そこで、注目されているのが「1人ネット広告代理店」。

本書は士業向けに書かれたものではありませんが、私自身、デジタルマーケティング専門中小企業診断士として「1人ネット広告代理店」を担っており、本書が大変参考になったので紹介させて頂きました。

デジマ領域を専門としたい診断士はぜひ手に取ってみて下さい。

経営理論が学べる本

7.世界標準の経営理論

ビジネスマンとしての「思考の軸」を増やしてくれる超良書です。

経営理論を学ぶのならこの本一択と言って良いでしょう。

例えば、診断士試験で学んだ「5フォース理論」は実務で活用できる有益なフレームワークですが、これは状況を可視化またはサマライズするツールでしかなく、ビジネス上の事象に対して「なぜそうなるのか?(Why)」に答えてくれるものではありません。

本書は、診断士試験で学んださまざまな経営理論について、ゼロからロジックを説明してくれており、複雑な現代のビジネスシーンにおいて経営理論を軸に「なぜそうなるのか?」を考える引き出しを与えてくれるでしょう。

 

8.ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム

「破壊的イノベーション」に代表されるイノベーション理論の大家であるクレイトン・クリステンセン教授による「ジョブ理論」解説本です。

「人がモノを買う行為」そのもののメカニズムを解き明かすことで「予測可能な方法でイノベーションを成功させるための理論と手法」をまとめ上げております。

「どの経営理論が好き?」と聞かれたら私は迷わず「ジョブ理論」と答えるくらい、この一冊にはハラオチさせられました。

全ビジネスマンに読んでほしい一冊です。

9.中小企業を救うエマージェント経営戦略 セブンエレメンツモデル

おすすめ度:★★★★★

診断士試験では多くの経営理論を学びますが、時間やお金等のリソースに限りのある中小企業経営において、これらを全て活かすのは不可能です。

本書は中小企業向けにスピーディに実行できる経営戦略として「3C」「4P」を組み合わせた「セブンエレメンツモデル」を提唱しております。

コロナ禍において刻一刻と状況が変化する中、時間もコストもかけられない中小企業を支援する診断士として保有しておきたいノウハウ・心得がふんだんに記載されております。ぜひ一度手に取ってみて下さい。

マーケティングが学べる本

10.小が大を超えるマーケティングの法則

診断士2時試験の試験委員を務めてらっしゃる岩崎先生による超良書です。

中小企業向けのマーケティングバイブルと言っても過言ではないでしょう。

アンケート結果を「小さい会社の視点」で緻密に分析することで、効率のみならず感性も大切にした中小企業ならではのマーケティング戦略の構築方法について言及されております。

私は診断士になってから本書に出会いましたが、もっと早く読んでおけばよかったと後悔しております。受験生の方も事例IIの参考になるかと思いますのでぜひ!

 

11.USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

マーケティングの入門書として全ビジネスマンに読んで頂きたい神書です。

改めて紹介するまでもありませんが、著者の森岡氏は2010年にP&Gから当時経営難であったUSJのCMOとして招聘され、同社のV字回復に貢献された伝説のマーケターです。

「ディズニーランドとUSJの間に流れる3万円の川」「日本はなぜマーケティング途上国なのか?」「売上の分解式」「目的→目標→戦略→戦術」など示唆にあふれる内容ばかりですので、ぜひマーケティングに興味のある方は一度手に取ってみて下さい。

12.マーケター1年目の教科書

マーケトレースの発案者として有名なブランディングテクノロジー・黒澤氏と才流・栗原氏による若手実力派マーケターによる著書です。

マーケターとし押さえておきたい50の必須思考&行動パターンを簡潔にまとめたものになります。

内容はごく当たり前のものですが、日々振り返ることでトップマーケターが当たり前にやっていることを習慣化させることができます。

マーケティング領域を専門にしたい方はぜひ手に取ってみて下さい。

13.小さな会社のPR戦略

テレ東の「ガイアの夜明け」や「ワールドビジネスサテライト」の元・ディレクターを務められ、現在は中小企業診断士として独立されている下矢さんによる著書です。

元・ディレクターの視点で、中小企業がテレビで取り上げられるためのプレスリリース作成ノウハウを解説しております。

一度、テレビで取り上げられると広告費に換算すると3,000万円の効果に値すると言われております。

こんなに効果があげられるノウハウなら獲得しない理由はありませんね。診断士の方は一度は読んでおきましょう。

資金調達が学べる本

14.銀行からの融資 完全マニュアル

中小企業診断士の重要な業務の一つである、資金調達支援。

その中でも「銀行融資」は最もメジャーな資金調達手段ですが、これを進める上でのノウハウ・心得がまとめられている融資の教科書とも言える一冊となっております。

読者のペルソナは社長ですが、社長を支援する中小企業診断士も知っておくべき内容がまとめられておりますので、融資に疎い方は一度手に取ってみて下さい。

 

15.スタートアップファイナンス 起業で失敗しない「おカネ」とのつき合い方

元ドリームインキュベータの戦略コンサルとして活躍された加瀬氏(公認会計士・税理士)による、創業支援や起業を考えている人向けのハウツー本です。

診断士試験をくぐり抜けて来た人なら一度学んだ内容にはなりますが、資金調達・会計・税務に関わる知識がわかりやすくまとまっておりますので、参考書として持っておくことをお勧めします。

16.VCの教科書―VCとうまく付き合いたい起業家たちへ

スタートアップとVCのビジネスモデルはハイリスク・ハイリターン前提の短期勝負のため、銀行融資とは全く異なる判断基準で事業が評価されます。

私自身、以前、スタートアップ企業の資金調達支援に携わることになった際、これらのお作法を知らずヒヤヒヤしたことがありましたが、この一冊のおかげでVCとのコミュニケーションを上手く進めることができました。

スタートアップ企業の支援に携わる中小企業診断士の方はぜひ本書を手に取ってみて下さい。

スモールM&Aが学べる本

17.士業のためのスモールM&A入門

近年、スモールM&A案件が増加していることから、中小企業診断士を含む士業に対して、同業界への参画の要望が高まってきております。

本書は、スモールM&Aの業界構造、報酬の考え方、案件の取り方・進め方、M&A事例など、同業界の全体像が把握できる入門書の位置付けとなっております。

スモールM&Aを専門にしたい診断士の方は、ぜひ一度手に取って頂きたいと思います。

 

18.スモールM&Aのビジネスデューデリジェンス実務入門

「士業のためのスモールM&A入門」よりも詳しくスモールM&A実務について解説した良書となっております。

本書曰く、財務・法務DDに関しては専門家が充実している一方、ビジネスDDは、まだまだ素人が実施している状況が多く(または未実施)、中小企業診断士に対する期待は高まってきております。

FA業務に興味のある中小企業診断士の方はぜひ実務イメージをつけるためにも一度読んで頂きたいと思います。

まとめ

以上、本記事では中小企業診断士になったら読むべき本18選を紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

もし本記事の内容でご質問ある方は是非コメント欄に書き込んで頂けると幸いです。

お答えできる範囲で答えさせて頂きます。

なお、Webマーケティングの専門家を目指す方は「WEBマーケティング初心者に「おすすめの本」16」も覗いてみて下さいね!

それではまた!