中小企業診断士について

中小企業診断士にプログラミングスキルは必要か?【結論:なくてもOKだけど、あるに越したことはない】

どうも、Tomatsuです。

中小企業診断士の
受験生

最近、大人の学び直しの一環としてプログラミング学習が流行っていますが、中小企業診断士としてプログラミングを身につけておいた方が良いのでしょうか

おすすめの言語も教えて頂けるとありがたいです!

とても気になる疑問ですよね~。

近年、プログラミング領域において、NoCode(ノーコード)と呼ばれる分野が成長しており、非エンジニアでも簡単にアプリケーションを作ることができる仕組みが整いつつあります。

例えば、いま流行っている「Glide」というツールを使えば、下記の通りあらゆるアプリを簡単に作ることができます。

  • コルクナー
    お酒の種類や銘柄に合う食事をメモできるアプリ。飲食店経営者やソムリエの学習、記録に使える有益ツールです(第2回NoCode Campコンテスト優勝作品)
  • DayOne SHOP
    Amazonの新発売商品情報や人気商品の値下げ、再販などAmazonのリアルタイム情報を届けるアプリ。

しかも、近年では下記の巨人テック企業もNoCode領域に進出しつつあります。

  • Google(Appsheet)
  • Amazon(Honeycode)
  • Apple(Claris)
  • Microsoft(Power Apps)

このように、まだまだNoCodeでやれることには限界がありますが、非エンジニア人材でも簡単にアプリケーションを作れる環境が整いつつあります。

このような状況を踏まえると、非エンジニア人材がわざわざ時間をかけて頑張ってプログラミングを勉強する必要性は少なくなってきていると言えます。

一方、相反することを申し上げるようで恐縮なのですが、プログラミングの素養を持っておくとあらゆるメリットがあり、時間が許すのであれば、学習しておいた方が良いのも間違いないです。

特に中小企業のIT化を促す立場である中小企業診断士であれば尚更です。

そこで、本記事ではプログラミングを学んでおくことのメリットについて解説したいと思います。

この記事を読むことによって、なぜ中小企業診断士がプログラミングを学んでおくべきか?」「どの言語をどうやって学べば良いのか?が分かるようになります。

興味のある人はぜひ!

中小企業診断士にプログラミングスキルは必要か?

上述の通り、中小企業診断士は自らプロミングスキルを身につける必要はありません。

しかし、プログラミングの素養を身につけておくことで、ご自身のコンサルタントとしての付加価値が高まるのは間違いないです。

というか興味・関心を持つ程度でもだいぶ違います。

理由は下記の通り。

  1. 提案力が上がる
  2. エンジニアとのコミュニケーションが取りやすくなる
  3. 簡単な作業であれば自身で実装できるようになる

①提案力が上がる

プログラミングに興味・関心を持つだけで、コンサルタントとしての提案力が上がります。

理由は、中小企業診断士として日々受ける顧客からのIT周りの相談について誰に何をお願いすれば良いのか?が分かるようになるからです。

プログラミングで実装可能なサービスを把握しておくことで、これまでスルーしてしまっていた顧客の何気ないボヤき相談に対して、過敏反応でき、そのボヤキに対して新たな提案ができるようになるでしょう。

やはり餅は餅屋ですので、診断士が自ら実装というのはおすすめしません。

ただし、誰がその餅を作っているのかを知っておくことは重要です。

また、多くの場合、顧客から受ける相談内容は普遍的なものが多いので、ライブラリを使えば簡単に処理できるものが多く、フルスクラッチで開発が必要になるものも少ないのが実情です。

こういった状況を知るためにもプログラミングの素養(というより興味・関心)を持っておくことは重要と言えます。

②エンジニアとのコミュニケーションが取りやすくなる

2点目のメリットはエンジニアとのコミュニケーションが取りやすくなることです。

プログラミングの素養を持っていないと、エンジニアの立場の背景やエンジニア業務の苦労するポイントを理解できないですよね。

上記が理解できないと、エンジニアに無理な仕事をお願いしている可能性や、場合によってはめちゃくちゃ簡単な仕事を高額で引き受けられている、なんてこともあります。

情報弱者同志のやり取りほどお互いが不幸になることはありません。

もし、少しでもITを切り口に診断士活動を進めていきたいのであれば、ぜひ情報強者を目指してプログラミングを学んでみて下さい。

プログラミング云々抜きにして、パートナーとの相互理解は良い仕事を進めるためのポイントですよね。

③簡単な作業であれば自身で実装できるようになる

上では中小企業診断士が自ら手を動かすことはおすすめしない、と申し上げましたが、簡単な作業なら自分でできるようになった方がベターでしょう。

例えば、顧客からホームページ周りの簡単なHTML/CSSコーディングが必要となる依頼を受けた場合、数分のコーディングで済むようなものであれば、自分でやってしまった方が良いですよね(数分で終わるような仕事は依頼を受ける方も困ります。。。)

顧客納品のリードタイム短縮にもつながりますので、自分で出来るものは自分でやってしまった方がお客のためにもなります。

中小企業診断士が知っておきたいプログラミング言語

それではここからは、中小企業診断士として知っておいた方が良いプログラミング言語を紹介します。

触れるようにしておきたい

  • HTML
  • CSS

興味・関心のみでOK

  • JavaScript
  • PHP
  • MySQL
  • Ruby・Ruby on Rails
  • Python

①HTML / CSS
(触れるようにしておきたい)

HTMLとCSSはそもそもプログラミング言語ではないのですが、後述する全てのプログラミング言語の「基礎であり土台である」と言っても過言ではありません。

そういった意味でもHTML / CSSはある程度書けるようになっておいた方が良いですし、なによりウェブマーケター系診断士を目指す人であれば実案件ですぐに活用の場が出てくるでしょう。

[HTMLとは]

ホームページを作成する際に使用するマークアップ言語と呼ばれる言語です。

みなさまが普段目にされているウェブブラウザの裏では下記のような「ソースコード」が記述されていますが、これはHTMLで書かれています。

ちなみにこれは本記事のソースコードです。

[CSSとは]

HTMLで記述されている内容を装飾するためのスタイルシート言語と呼ばれるものです。

本記事でも「見出し」と「本文」ではフォントサイズが違うかと思いますが、これはCSSによって調整されています。

レスポンシブ・スマホ対応なども実はCSSで行われています。

他の言語と比べると難易度がかなり低いですし、使えるようになるとWebサイトを多少なりともカスタマイズできるようになりますので、おすすめです。

一方、プロのエンジニアに言わせると、HTML / CSSから始めてしまうと他のプログラミング言語に移る際の敷居が高くなりすぎてしまうため、本格的にプログラミングを学びたい方はJavaScriptやPHPから始めた方が良いといった意見もありますので注意下さい。

②JavaScript / PHP / MySQL / Ruby
(興味・関心のみでOK)

少し難易度が上がりますが、HTML/CSSでは物足りないという人はこれらの言語を学んでみるもの良いでしょう(もちろん興味・関心を持つ程度でもOKです)。

[JavaScriptとは]

ウェブブラウザにおけるHTML操作を目的に作られたプログラミング言語です。

フロントエンドエンジニアであれば必須でしょう。

ブラウザ上(クライアントサイド)で動作できることからユーザー操作に対して素早く反応でき、ウェブアプリのユーザビリティ向上に大きく寄与しています。

[PHPとは]

サーバーサイドで動的なウェブページを作成するための機能が多数あるプログラミング言語です。

学習が比較的容易なことから多くのアプリケーションが作られており、CMSのデファクトであるWordPressもPHPで書かれております。

[MySQLとは]

世界で最も普及しているリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。

経営情報システムでも学びましたね。

FacebookやTwitter, YouTubeでも採用されています。

[Rubyとは]

まつもとゆきひろ氏によって開発されたプログラミング言語です。

Rubyの人気フレームワークである「Ruby on Rails」を使ったサービスとしては、「クックパッド」「Wantedly」「Airbnb」などが有名であり、ECサイト、SNS開発など様々な用途に活用できます。

これらのプログラミング言語は闇雲に勉強していても身に付きませんので、まずは各言語で何ができるのか?どういったサービスが作られているのか(どういったサービスを支えているのか?)を知っておくだけで良いでしょう。

もし自身で身につけたい場合は、作りたいサービスをイメージし、そのサービスを開発するのに必要な言語を選ぶ方法をお勧めします。

中小企業診断士におすすめのプログラミング学習方法

ここからはおすすめのプログラミング学習方法をご紹介します。

冒頭で述べた通り、最近では社会人向けプログラミングスクールが流行っているため、多くの方は「スクールに通うぞ~!」と鼻息荒くなりがちですが、ちょっと待ってください。

スクールに通おうと思うと、どうしても費用が嵩んだり生活の自由度も落ちてしまいます。

最近では無料で使える独学者向けの超優良サービスがありますので、スクールに通う前に一度お試しして頂くのが良いと思います。

おすすめなのは下記の二つのサービスです。

  • Progate
  • ドットインストール

「これまでプログラミングなんて1ミリたりともやったことないよ~」という超所初心者の方であれば特にProgateの方をおすすめします。

Progateとは?

Progateは2014年に東大生によって創設された初心者でも安心してプログラミングを学べる独学者向けサービスです

ゲーム感覚で学習が進められるので、楽しんで取り組めますし、何より無料で始められるので初心者がお試しで始めるのに最適です。

Progateで学べる言語

Progateでは下記の言語が学べます。

  • HTML / CSS
  • JavaScript
  • jQuery
  • Ruby
  • Ruby on Rails
  • PHP
  • Java
  • Python
  • Git
  • SQL
  • Sass
  • Go
  • React

使い心地

私も使ってみましたが、このサービスめちゃくちゃ使い勝手が良いです。

流れとしては

きれいなスライドでポイント解説」→「演習で実践

の繰り返しなので、インプットとアウトプットをバランス良く進められる仕様になっています。

実践画面(Progate無料版より)

演習をクリアしていくとレベルがどんどんあがっていくので、ゲーム感覚で楽しく学習できるのもポイントです。

あくまで超初心者がプログラミングアレルギーを取り除くサービス

Progateはあくまで超初心者がプログラミングアレルギーを取り除くためのサービスです。

今後ITコンサルタント(IT系中小企業診断士)を目指す方が、プロのエンジニアと議論を開始するきっかけを作るツールとしては十分でしょう。

一方、もしプロのエンジニアを目指すのであれば、サービス構築演習など、より高度なスキルが身につけられる別のサービスを利用した方が良いでしょう(下記参照)。

  • Tech Camp
    (YouTuberのまこなり社長が運営するプログラミング教養サービス)
  • TechAcademy
    (厚切りジェイソンのCMで有名なプログラミングスクール)

まとめ

以上、本記事では「中小企業診断士にプログラミングは必要か?」という点について解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

もし本記事の内容でご質問ある方は是非コメント欄に書き込んで頂けると幸いです。

お答えできる範囲で答えさせて頂きます。

それではまた!

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