中小企業診断士について

中小企業診断士の年収って現実的にどう?【事例あり】

どうも、Webマーケター兼中小企業診断士のTomatsuです。

中小企業診断士の
受験生

中小企業診断士になると年収は増えますでしょうか?

診断士を目指すうえで知っておきたいと思いまして。。。

正直、とても気になる疑問ですよね。

中小企業診断士は他士業と比べて仕事の幅が広いですし、売れっ子コンサルタントと売れていない新米診断士では年収に雲泥の差がついてしまいます。

また、私のような企業内診断士で複業メインの方と独立診断士を比べるのも中々難しいです。

ただし、どの資格にも相場感というものはありますよね。

ということで、今回は中小企業診断士協会が公開しているデータや先輩診断士から伺った話を頼りに、診断士の年収事情について解説したいと思います。

中小企業診断士を目指している方はぜひ参考にしてみて下さい。

独立系診断士の平均年収は?

まずは、独立系診断士からみてみましょう。

少し古いですが、中小企業診断協会がまとめた「データでみる中小企業診断士2016年版」によると、独立診断士の年間売上は下図の通りです。

(注)あくまでも年間売上高なので所得は少し下がります。

中小企業診断協会データを基に当サイトにより加工

こちらのデータから単純に加重平均を取ると、独立コンサルタントの平均売上高は約1,000万円であることが分かります。

また、1,000万円以上売り上げているコンサルタントは全体の38%と3分の1を超えております。

最もボリュームが大きい500万~800万円レンジも20%程度とサラリーマンの平均年収である440万円を超えております。

診断士の中には一部上場企業にお勤めの方も多いので「サラリーマンの平均年収と比べても。。。」という方も多いかと思いますが、一般的に考えて中小企業診断士の年収は高いと言えることが分かります

母数が小さいので要注意

ただし、上記データの取り扱いには気を付ける必要があります。

というのも、サンプル数が全診断士のわずか2%程度であり、アンケート結果が母集団全体の見解をどれだけ反映しているかが不明だからです。

推測の域は出ませんが、稼いでいる診断士の方がアンケート回答率が大きい可能性が高いことを考えると、ある程度バイアスがかかった結果であるという見方も出来ます。

独立診断士のイチ事例:Aさん(30代)年収720万円

統計データだけだとイメージしづらいと思いますので、現在、運営している研究会(デジタルマーケティングラボ)関係でお話しさせて頂いた先輩診断士の事例を紹介します(名前は伏せてと言われたのですがかなりぶっちゃけて頂きました)。

Aさんは個人事業主として4年前に独立された独立診断士です。

よろず支援拠点でのコーディネータ業務に加え、IT導入支援やWebマーケティング含む販売戦略を担当されているとのことで、内訳はざっくり下記の通りのようです。

  • よろず支援拠点コーディネーター
    3万円/日×12日/月 = 36万円/月
  • 企業向けマーケティング顧問
    10万円/月×2社 = 20万円/月
  • 補助金成果報酬、その他単発の仕事
    50~80万円/年

合計=(56万円/月×12月)+50~80万円
  = 720~750万円

年収が約700万円とのことで、まさに上記統計のボリュームゾーンの代表例とも呼べる先生ですね。

現在顧問先は2社とのことですが、いずれも知人経由で繋がったものであり、主にWeb集客支援を行われているようです。

顧問契約のお声は上記2社以外からもたくさん頂いているようですが、時間の制約からこれ以上は引き受けられないとのことで年収アップを図るには組織化を図るかコンサル以外のサービスを開始するしかないとおっしゃっておりました。

ちなみに外資系コンサル勤務だったこともあり、サラリーマン時代と比べて年収は減ったようですが、独立後の方が楽しいとのことでした。

こちらの事例から分かるように、年収1,000万円越えを狙うには下記のいずれかを図る必要がありそうです。

  • 資産性のあるサービスの開発
  • 組織化(法人化、フリーランスアライアンス)
  • 事務処理の外注
  • 書籍の出版
  • YouTube・ブログなど

企業内診断士の平均年収は?

では企業内診断士はどうなのでしょうか?

企業内診断士の場合、ほとんどの収入を会社からの給料に依存することになります。

ただし、診断士資格を得ることによって下記の方法により年収アップを図ることができます。

  1. 資格手当・社内昇進で年収アップ
  2. 診断士資格を活用した転職で年収アップ
  3. 週末起業・複業で年収アップ

①資格手当・社内昇進で年収アップ

資格手当が設定されている、または、資格取得が昇進の要件に設定されている企業にお勤めの方は、かなり分かりやすく年収アップを図ることができます。

金融機関に多いイメージですね。

資格手当が月3万円入るだけで年収36万円アップになりますので、予備校費用は1年で回収できる計算になります。

②診断士資格を活用した転職で年収アップ

また、診断士資格を取得すれば、これまでオプションに挙がらなかった企業への転職も考えられるようになります。

今の会社よりも高い給料が得られる企業への転職も夢ではありませんので、ぜひご検討頂ければと思います。

転職というテーマについては下記記事で解説しておりますので、興味ある方はぜひ。

③週末起業・複業で収入アップ

最も王道なパターンです。

私自身も会社員として企業に勤めながら、週末には個人事業主としてWebマーケター兼中小企業診断士としての活動を行っております。

企業内診断士としてはかなりレアなケースだとは思いますが、現在3社の企業様と顧問契約させて頂いており、ブログ収入含め、月間副業収入は20万円~30万円程度です。

中小企業診断士としての副業について下記記事にまとめておりますので、副業での成功方法について知りたい方はぜひご覧ください。

まとめ

以上、本記事では「中小企業診断士の年収の現実」について解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

ご質問ある方は是非コメント欄に書き込んで頂けると幸いです。

お答えできる範囲で答えさせて頂きます。

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!