中小企業診断士

【中小企業診断士】実務補習レポート(2日目~5日目)

どうも、Tomatsuです。

2020年8月期生として、実務補習に参加してきました。

前回の記事で1日目以降の状況も毎日更新すると言っていたのですが、

これ

到底無理

でした。。。。

やはり、本業を抱えながらだと、圧倒的に時間が足りず、、、

コミットメントを達成できず残念ですが、泣く泣くブログの優先度を下げざるを得ませんでした。

全体を通したまとめは別途記事にしますが、

本記事では2日目~5日目(最終日)までの活動状況をシェアさせて頂きたいと思います。

今後、実務補習を受ける可能性がある方にもぜひ参考にして頂ければと思います。

全体のスケジュール

本記事で取り上げる2日目~5日目の状況報告ですが、2日目から3日目の間の各自レポート執筆期間も含まれます。

なので今回は計10日間の話をしているとご理解頂ければ幸いです。

2日目から3日目の「各自レポート執筆期間」は仕事が終わってからもレポートに着手することになりますので、寝不足必至です。

実務補習の流れ(2日目~5日目)

ここからは2日目~5日目までの活動内容について説明します。

2日目(9:00~17:00)@某会議室

まずは2日目から。

[2日目]

  1. ヒアリング内容・所感の共有
  2. 全体提言の流れの議論・決定
  3. 各パートのおおまかな方向性、各自アクションの確認

2日目は朝から某会議室に集まり、初日の経営陣ヒアリングで伺った内容や所感について各々でシェアする所から開始。

我々の班は、指導員の方のアドバイスを基に

現状分析」→「問題点の抽出」→「課題」→「具体的な提言

という流れで全体のストーリーをまとめることになりました。

コンサルティングの型

ちなみに、これはコンサルティングの型みたいなものらしいです。

素人目に見ると重要なステップはStep4の具体的な提言かな?と思ってしまうのですが、指導員から一番重要なステップは現状分析であることを教わりました。

なぜかというと、現状分析がふわっとしていると

アドバイスの内容が具体的だったとしても、それが一般論にしか聞こえず、他人事に終わってしまうから

とのこと。

コンサルタントの仕事は、助言結果をもとに「社長の行動を促すこと」ですので助言内容を他人事として捉えられてしまってはその仕事は失敗も同然ですよね。

現状分析がその会社の現状を的確に表していれば、「問題点」、「課題」、「提言」を自分事として捉えてもらうことができ、診断後の行動を促すことができます

このように、指導員の方がかなり心地良いタイミングでアドバイスを入れてくれていたので、大変勉強になりました

現状分析が出来ていないと。。。

話が若干逸れてしまいますが、参考までに「現状分析」ができていない「ダメな例」とできている「良い例」を紹介します。

[ダメな例]

印刷業界は需要が低迷しているため、受注確保のためネット印刷の仕事を請け負うべき

[良い例]

損益分岐点分析の結果、A社は黒字達成のために○○百万円ほど売上が足りていない状況が4年間続いている。財務分析の結果からこのままでは1年で資金ショートに陥ることが分かっている。

人員削減で固定費は極限まで下げておりこれ以上の削減は限界。また、印刷機の稼働率も50%程度であり、設備が遊んでいる状況。

商圏内シェアは既に頭打ちであり、商圏拡大には時間を要する。またマクロ分析の結果から印刷業界は低迷しており急な需要拡大は見込めない。

従い、会社の生き残りを図るには短期限定でも良いので、ネット印刷の仕事を請け負うべき。

確かに、ダメな例では誰も動かなさそうですよね。。。

我々はまさに「ダメな例」のような方向性に進みそうだったので、指導員の方のアドバイスのタイミングには感服しました。

なお、お察しかもしれませんが、上記は診断先の状況を表しています。

秘密保持の縛りもありますので、かなりデフォルメしておりますが、感覚は伝わったかと思います。

各パートのおおまかな方向性、各自アクションの確認

ちょっと、話が逸れてしまいましたが、我々の班では「現状分析」をしっかりやった上で全体として太い幹のあるストーリー性のある提言をまとめよう、という方向性が決まりました。

その後、活発な議論を繰り広げ、「経営戦略」「財務管理」「販売管理」「生産管理」「システム管理」「労務管理」と、各パートの大まかな方向性を決めた所で2日目の会議をクローズしました。

ちなみに私の指導員は主体性を重んじる方で、基本的な進め方は「全てリーダーに任す」という方針でした。

私はプロジェクトマネジメントを生業とする会社に勤めておりますのでファシリテーションには自信がありましたが、さすがに緊張しました。

ちなみに班によっては指導員がガチガチに進め方を指導して、自分色に染める班もあるようです。。。

レポート執筆期間(8月23日~28日)

2日目以降の一週間弱は、

「経営戦略」「財務管理」「販売管理」「生産管理」「システム管理」「労務管理」の各パートを各々が執筆する時間にあてました

基本方針としては、次に集合する3日目までに各パートのドラフトを完成させておくことを目標に掲げていました。

2日目の議論がしっかりしていたので、Zoomなどは使いませんでしたが、各々作業を進めていると、調整が必要な部分が生じ、かなり頻繁にチャットを送り合っていました。

夜12時越えは当たり前で、この一週間はかなりしんどかったですね。。。

ちなみに、チャットツールとしては、個人的にはslackを使いたかったのですが、指導員がチャットワークガン推しだったのでチャットワークで妥協することに。。。

レポートのボリュームの目安は90ページですので、単純計算で各パート15ページほどの文量となります(1ページ:40字×30行)。

文章を書くこと自体にはそんなに時間は使わなかったのですが、構成を考えるのに相当時間がかかったり、チャットで各パートとの調整があったりと、かなりの労力を費やすことになります。

残業していては、全然間に合わないので、基本的には18時には仕事を上がらせて頂いていました。

本業が激務の方は、事前に同僚に伝えておくなど、事前に周りの理解を得ておくことをおすすめしておきます。

3日目~4日目(9:00~17:00)@某会議室

3日目~4日目は、レポート完成に向けて下記の流れで作業継続。

[3日目]

  1. ドラフトレビュー(各自書いてきたパートの説明)
  2. 深掘りが必要な論点の抽出
  3. 上記を基に再度、各自作業

[4日目]

  1. レポート統合
  2. 再レビュー
  3. 最終微調整
  4. レポート完成
  5. レポート印刷&製本
  6. プチ打ち上げ

指導員からのダメ出し

3日目の朝は各パートのレビューから始めたのですが、指導員から

提言内容が社長の行動を促す形になっていない

と、いきなりダメ出しを食らってしまいました。

ちなみに、提言内容自体は良かったらしいのですが、社長に「動いてもらう」ためには提言内容を細かいステップに分ける配慮が必要だったとのこと。

たしかに指導員の指摘を受けた後に、「診断先の視点」に立って各パートを読み返すと、

「ふむふむ、なるほど。。。でも、これからどうやって動けば良いの?」

みたいな記述が多々あることが分かりました。

提言はステップ毎のアクションを詳細に記載し、適度にビジュアルを混ぜる必要があることを学びました。

あくまでも目的は診断先に行動を起こしてもらうことですからね。

その朝はゆっくりコーヒーを飲む時間もなく、頭がぼーっとしていたのですが、ダメ出しをくらって一気に目が覚めました。

急いで追記作業!

その後、全体バランスを考えて細かい調整を加えながら、急いで各パートの提言内容の具体化を進めました。

私の部分は比較的修正が少なかったため、リーダーとしてのタイムコントロールや、各パートのサポートに入る役割に回ったりしていました。

結局6人で一つのレポートにまとめるという業務なので、6人の稼働率は常に100%の状態でした。

3日目は目まぐるしく、「1日が48時間あれば。。。」と何度も現実逃避したくなりましたねw

レポート完成!しかしコピー代が。。。

4日目は無事完成させたドラフトを統合し、班員全員でレポートの読み合わせを実施。

3日目に死ぬほど頑張ったのが功を奏して、細かい調整や「てにをは」の修正なども含めて意外にスムーズにいき、4日目の17時に完成!

この辺りで疲労はピークに達していました。

早くビール飲みて~

その後、最寄のKinkosに行って診断先、診断協会、指導員の先生方のコピーを含めて10部印刷しました。

コピー代は全部で17,000円かかりました。。。

診断協会から5500円の補助しか出ず、はみ出した分は6人で分けました。

製本まで完成させ、解放感マックスの状態で近くの中華料理屋でプチ打ち上げを行いました。

この時のビールはこの1年で一番美味しかったですね。

詳細な議論内容は割愛しておりますが、レポートの構成を考えるにあたって「2次筆記試験」の知識・ノウハウは相当役に立ったと思います。

2次試験の勉強って杓子定規だし、ホントに役に立つの?と思う所もあったのですが、今は「相当役に立つ」と断言できます。

2次試験のモチベーションの足しにして頂ければ!

5日目(9:00~17:00)@某会議室&診断先

長くなりましたが、いよいよ最終日です。

[5日目]

  1. 診断先への報告会リハーサル@会議室
  2. 診断先に移動
  3. 社長向け最終報告会&意見交換
  4. 打ち上げ

最終日はまず会議室に集まり、社長向け報告のリハーサルを実施。

本来であれば、印刷したレポートを都内の診断協会に提出するはずだったのですが、大人数での移動を避けるために、提出は指導員に代行して頂きました。

指導員の先生には色々教えて頂いた上にレポート提出の代行までやって頂き、本当に頭が上がりません。。。

いよいよ最終報告会へ

リハーサル完了後、診断先に移動し、実務補習のクライマックスである最終報告会を実施しました。

結論から言うと、2時間半を超える長丁場となりましたが、社長からは

みなさまから頂いた提言内容を実施していく

というお言葉を頂き、それまでの努力・苦労が報われたというか、相当グッとくるものがありました。

社長の涙

報告会をやっている中で、都度、社長からコメントを頂いていたのですが、その際、社長が過去に倒産しかけた時の状況を思い出され、感極まって泣き出すという事態が発生しました。

こちらとしては相当焦りましたが、財務分析も相当入り込んでやらせて頂いた身としては、診断先の状況がかなりヤバいことも伝わっていたので、他人事に思えませんでした。

会社が潰れそうになった状況を、我々の指導員を担当して下さったY先生が金融機関や保証協会などに掛け合って救った背景などを伺い、改めて中小企業診断士の存在の大きさに気づきました。

打ち上げ!

報告会が終わった後は解放感マックスの状態で飲み会会場に直行。

その場で、以下の実務補習修了証書を受け取りました。

解放感があまりにも大きすぎたので、飲みすぎてしまいましたが、苦労を共にした5人の仲間とワイワイすごして5日間の実務補習は幕を閉じました。

まとめ

以上、長くなりましたが、いかがでしたでしょうか。

細かい学びや個人的な所感はあまり記載できなかったので、別途まとめ記事を作成しようと思いますので、ご期待頂ければと思います。

実務補習関連でご質問ある方は是非コメント欄に書き込んで下さい。

お答えできる範囲で答えさせて頂きます。

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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