WEBマーケティング

【ウェブ解析】回遊離脱率の計算式とは?【図解でスッキリ】

どうも、Tomatsuです。

Google Analyticsを使ったアクセス解析やウェブ解析の勉強をしていたら頻繁に出てくる回遊離脱率という用語。

言わんとしていることは何となくイメージできるけど、定義を聞かれてもパッと答えられない人も多いのではないでしょうか?

ウェブ解析のテキストによると回遊離脱率の計算式は下記のとおりです。

[回遊離脱率の計算式]

う~ん、やっぱりイマイチ分からんですね。

回遊離脱率という指標を使う目的はオウンドメディアにおける回遊ページの有効性を検証することです。

ただし、これを理解しようと思うと、下記の知識を整理する必要があります。

  • フォーム到達数とは?
  • セッション数・直帰数とは?

本記事では上記の「フォーム到達数」「セッション数・直帰数」を通じて「回遊離脱率」について詳しく解説したいと思います。

フォーム到達数とは?

まずはフォーム到達数について見ていきましょう。

オウンドメディアの運営目的は様々ありますが、最も代表的な目的はユーザーを集め、コンバージョンさせること(ユーザーに行動を起こしてもらうこと)でしょう。

コンバージョンとは、例えば

  • 商品の購入
  • 資料請求
  • お問い合わせ
  • 会員登録
  • メルマガ登録
  • コメント記入

など、オウンドメディアにおける成果ともいえるものです。

では、この成果はどのような流れで発生するのでしょうか?

オウンドメディアにおけるユーザー導線上の行動を見ていくと分かりやすいでしょう。

こちらの用語を整理すると、下記のとおりです。

  1. ランディングページ(LP)
    ユーザーが最初に見るページ。必ずしもトップページとは限らず、リスティング広告の着地先であったり、自然検索で流入したユーザーが最初に見るページを指します。
  2. 回遊ページ
    ユーザーが2ページ目以降に見るページ。
  3. フォームページ
    上述したコンバージョンにつながるフォームが設置されているページ。
  4. コンバージョンページ
    コンバージョンしたかどうか?を判断できるページ。商品購入完了ページなどが該当する。

このように、ユーザーはウェブサイトを訪問し、コンテンツ内容が良ければ2ページ目、3ページ目と遷移していきます。

最終的にはコンバージョンにつながるフォームが設置されたフォームページに誘導され、商品購入や問合せへと踏み切るわけです。

感の良い方はお気づきの通り、ランディングページ(LP)を訪問した全てのユーザーがコンバージョンするわけではありません。

こちらの例では、LPに訪問した100人のうち、40人がフォームページに到達しております。

つまり、フォーム到達数は「40回となります。

入口(LP)から出口(コンバージョン)までにどんどん数が減っていくため、逆三角形で表されます。

この形状が化学の実験で良く使う漏斗(ろうと)に見えるため、漏斗の英単語である「ファネル(Funnel)」と呼びます。

フォーム到達率・数を改善するには、回遊ページからフォーム到達ページに誘導するための導線を改善せねばなりません。

この誘導が上手くいかない理由は下記のとおり、様々考えられます。

  • 欲しい情報が無い
  • デザインが悪い
  • 押しつけがましい
  • コピーライティングが悪い(購買意欲が掻き立てられない)
  • 遷移ボタン・リンクの視認性が悪い

ちなみに、アクセス解析データのみでは理由は特定できません。

ユーザー行動を考慮しながら、A/Bテストを繰り返すなど、試行錯誤しながら検討していきましょう。

セッション数・直帰数とは?

次に、「セッション数」「直帰数」を見ていきましょう。

セッション数とは?

ウェブ解析における「セッション数」とはウェブサイトを訪問された回数を指します。

模式図で表すとこんな感じです。

この例において訪問者はウェブサイト中の3ページを見て回っていますが、セッション数はあくまでも1回です。

「訪問者が別ウェブサイトに遷移する」または「ウェブサイトを30分以上放置する」のいずれかに該当した場合、セッションは切れます。

一度、セッションが切れた後、同じ訪問者によってウェブサイトを訪問した場合、2回目のセッションが開始されることとなります。

直帰数とは?

「直帰数」とはその名の通り、ウェブサイトを訪問したユーザーが直帰した回数を指します。

直帰が多い状況というのは、回遊ページへの誘導も効果的に行われていない状況を指します。

この場合、アクセス解析を基にPDCAを回し、ランディングページを改善していく必要があります。

基本的に「直帰が多いウェブサイト=ユーザーからの評価が悪い」という構図が成り立つのですが、稀に「良い直帰」というのもあります。

良い直帰というのは、ユーザーが欲しいと思っていた情報が一つのページ(記事)で全て揃っており、ユーザーが他のページに遷移することなく満たされた状態を指します。

事業者としてユーザーの次のアクションに繋げる意図が無い場合はこれで良いのですが、リードの獲得・商品購入に繋げたいのであればサイト設計を見直す必要があります。

で、結局「回遊離脱率」とは?

では、予備知識が備わったところで、「回遊離脱率」についてみていきましょう。

こういうのは例題を解いてみるのが一番理解が早まります。

例題

[例題]

あるウェブサイトのウェブ解析データが下記の通り揃っています。

  • セッション数=10人
  • 回遊ページからの離脱数=2人
  • フォームページ到達数=4人

本サイトの回遊離脱率はいくらになるでしょうか?

かなりシンプルな例題ですが、情報を整理すると下記の通りとなります。

この情報を計算式に当てはめていくと

回遊離脱率 = 100%-(フォーム到達数÷(セッション数-直帰数))×100
      = 100%-(4÷(10-4))×100
      = 33.3%

以上のとおり回遊離脱率は33.3%となります。

回遊離脱率は「回遊ページの有効性」を測る指標

上記の例からも分かる通り、回遊離脱率は回遊ページを訪問したユーザーのうち何割が離脱してしまったか?を計算することで得られる指標です。

つまり、回遊ページのクオリティを高め、フォームページに誘導できる割合を増やしていけば、回遊離脱率は改善します。

このように、回遊離脱率は回遊ページの有効性を測る指標として使用されます。

100%-(フォーム到達数÷セッション数)で計算してしまう方が多いようですが、これは誤りです。

セッション数で割る場合、回遊ページに遷移する前に直帰してしまう層もカウントしてしまい、LPの有効性にも左右されてしまうからです。

回遊ページの有効性のみを検証したい場合は、直帰数を引くことを覚えておきましょう。

まとめ

以上、本記事では「回遊離脱率について」解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

もし本記事の内容でご質問ある方は是非コメント欄に書き込んで頂けると幸いです。

お答えできる範囲で答えさせて頂きます。

それではまた!