実務家インタビュー

診断士プラットフォーム創設者ってどんな人?【穂積賢司さんインタビューvol.2】

中小企業診断士だけが登録可能なビジネスプラットフォームである「俺の参謀オンライン」を運営する穂積さん。

誰しもが知る一流企業で、研究者として活躍する傍ら、自身のミッションを体現するため、2020年6月に起業という新たな道を拓くことを決意した。

「常に新しいことに挑戦し続ける人生を送りたい」

このように語る同氏に「生い立ちやこれまでのご経歴」「今後のサービスの展望やキャリアプラン」について話を伺ってみました。

穂積賢司
SanBonLine株式会社

代表取締役CEO

2010年に花王株式会社に入社。現在に至るまで研究開発職に従事。香粧品、日用品、アジア向け日用品の開発を経験。独創性・発想力を活かし、自らの考えで社会貢献可能な大きなビジネスに挑戦してみたいと考え、2020年6月に起業。自分でなんでも考えたい正確で、人の話を信じない変人として育つ。趣味は音楽、スポーツ全般(ゴルフ、野球、など)。あだ名は「ほぢゅみ」。

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ドライアイスロケットで急所をケガする子?

インタビューの様子(左:穂積さん、右:筆者)

――前半では「俺の参謀オンライン」のサービス内容について伺ってきましたが、ここからは穂積さんの生い立ちやご経歴伺いたいと思います。穂積さんはどんなお子さんだったんでしょうか?

穂積賢司さん(以下、穂積さん):一言でいうと変わり者でしたね。近所で「変人といえば穂積」というくらい、周りからも変なやつだと言われながら育ってきました。

また、人の言うことを聞くのが苦手で、ダメと言われても何でも自分でやってみないと気が済まない子供でしたね。良く言えば好奇心旺盛だったのでしょうか(笑)。

幼少期のお写真。わんぱくそうですねw

――なるほど~。好奇心旺盛エピソードを一つ教えて頂けませんでしょうか?

穂積さん:そうですね~、、、小さいときの話ですが、危ないのは分かっていたのですが、好奇心を抑えきれずペットボトルでドライアイスロケットを作った際に、気圧がマックスに差し掛かった瞬間にキャップを外してみたんです。

すると気体が噴出した力でキャップは上に吹き飛び天井にねじ込まれ、その反動で真下に噴出したペットボトル本体は私の急所に直撃し、、、

こんな感じで「危ないからダメ」と言われていたこともとにかく自分で体感・体験することを大事にしていた気がします。そのおかげで理科は得意でしたね。

そもそもドライアイスを持っている家ってスゴイですね。マネしちゃだめですよ。

――想像しただけで悶絶してしまいます。。。ちなみに、その好奇心はどうやって育まれたのでしょうか?

穂積さん:もともとのパーソナリティもあったかとは思いますが、3人兄弟の末っ子ということもあり、良くも悪くも両親から自由にさせてもらっていたのは大きいと思います。

毎日外に行っては自分なりの遊び(実験)を楽しみ、夜遅くになるまで帰らないような生活をしていて、かなり伸び伸び育ててもらいました。

あとは小1のころの先生が、授業を放棄して趣味の農園に繰り出すみたいな、今思えばかなりヤバいタイプの先生だったんですが、当時、幼いながらに「興味のあることに突き進むのってカッコイイ」と共感したことも大きいかと思います。

――たしかにかなりヤバい方ですね。ただ、そのアウトローな感じに憧れる感じは共感します。

「悩んでいる=メリット・デメリットがバランスしている」ということ

――話は飛びますが、大学を卒業後、花王に入社されるんですよね。花王入社の決め手は何だったんでしょうか?

穂積さん:大学時代に有機化学が得意だったんですよね。化合物の合成フローを考える際に電子の動きを想像する必要があるんですが、そのイメージがパパパッと頭の中で形成されるイメージで。

得意なことを伸ばしたいという気持ちも重なり、就活当時は漠然と「有機化学を使って世界を変えたい」という意識を持っていたと思います。それが大きな理由だったと記憶しています。

――なるほど~。実は私も有機合成をやっていたのですが、反応機構を覚えるのが苦手で穂積さんのようになれませんでした。ちなみに、他の会社は受けられなかったんでしょうか?

穂積さん:もう一社悩んでいる会社があったのですが「親にどっちが良い?」と聞いたら「花王」と言われたので即決しました。

――ご両親に決断を委ねられることもあるんですね~。意外です。

穂積さん:そうですね。いつも思うのですが、何かしらの判断で悩むときってメリットとデメリットがバランスしていて「要は、どっちでもええわ」という状況だと思うんですよ。

私は「どっちでもええわ」という状況において悩む時間がもったいないと考えるタイプですので、サイコロを転がす気持ちで親に判断を委ねてみました。そういう意味ではいつも決断は早い方だと思います。

――まさに経営者向きですね。私は優柔不断なのですが「どっちでもええわ」という状況に出くわした際には参考にさせて頂きます!

最年少でGLに昇格も、更なる成長機会を求め起業の道を選択。

――その後、最年少でGLに抜擢されるんですよね。絵にかいたようなサクセスストーリーですが、どのようなキャリアを積まれてきたのでしょうか?

穂積さん:実はそこまで順風満帆ではないんですよ。新入社員の時には希望の部署に入れず、その上で、最初に配属になった研究室がすぐに解体。その後も2年間研究テーマが定まらない時期があったり、暗黒期真っ只中な時期も過ごしていました。

その後、中堅になってから、ヘアカラー系の技術開発が実を結んだことがキッカケで、現・花王社長の長谷部さん(当時、研究統括)に和歌山研究所に引っ張って頂いて以降は、大きな機会を頂けるようになりました。

その後、グローバルホームケアで海外経験もさせて頂き、その仕事が評価頂けた形かと思います。

――なるほど、苦しい時期も潜り抜けてこられたんですね。ただ、現状はかなり評価もされていてこのままで何の不自由もないように思うのですが、なぜ起業をされたんでしょうか?

穂積さん:おっしゃる通り、何の不自由もないのですが、良くも悪くも新しいもの好きでして「常に新しいことをしていたい」「成長し続ける人生を送りたい」と考えるんですよね。

もちろん花王の中で成長し続けることも可能かと思いますが、それは直線的な成長であって、指数関数的な成長ではない。人生は一回しかないのだから、後者の道があるのであれば、そちらを追求したいという気持ちが勝りました。

――常に成長を追い求める姿、しびれます。

180°真反対な人間との共同創業

――またまた話は飛びますが、共同創業者の西角さんとはどういったご関係なのでしょうか?大学の後輩だったかと思いますが当時から仲が良かったのでしょうか?

穂積さん:西角は大学の研究室の後輩ですね。特別、仲が良かったわけではないですし、私は彼の同期とよく飲みに行ったりしていました。ただ、当時から彼の「一つ一つの事柄に対する洞察力・考察力」には注目していました。

ONE PIECEでルフィの兄のエースが「死ぬのか?死なないのか?」という議論で世が湧いていた時期も、彼は色んな根拠を集めてきて「かくかくしかじかでエースは死なない」みたいな深い考察をしていました。

当時の私は「正直どうでもええわ」と思っていたのですが、彼の根拠の説明方法に関心していたのを覚えています。まあ結果外れたんですけどね笑

クイーンのモノマネをする穂積氏

――笑。なるほど~、SanBonLineを創業されて、半年が経過しましたが、ここまでご一緒に仕事をされてきて印象は変わりましたか?

穂積さん:彼は診断士を取得して昔からの良さを更にパワーアップさせていますし、とても頼りにしています。

私はどちらかというと社交的で営業や行動力に自信がある方ですが、一つ一つの事柄を深く追求することが苦手です。一方で、彼は洞察力に優れていて、私が苦手とする分野を得意としております。まさに180°異なるもの同士で組めている状況で手前みそですが、西角と共同創業できたことはSanBonLineの最初の成功だったんじゃないかと考えております。

――いや~素敵なご関係を築かれているのですね!今度は西角さん側のご意見も伺ってみたいです。

採用や雇用の常識を本気で変えたい

――ここまで長い時間お付き合い頂きありがとうございました。最後の質問ですが、ずばり、今後の目標をお聞かせ頂けませんでしょうか?

穂積さん:はい、まだ我々の会社は創業期ですので、この1年でまずはサービスの価値が認められ、私の年収の半分でも入ってくるくらいのビジネスに成長させたいです。

5年スパンでは3千人の中小企業診断士と、2万人のクライアントにご利用頂けるサービスにスケールさせたいと考えています。

10年後にはどうなっているか分かりませんが、俺の参謀オンラインでの成功をテコに多角化を図り、採用や雇用等、人財市場に変革をもたらすようなサービスを生み出したいですね。

――壮大な目標ですね!私もイチ診断士として微力ながら何かお手伝いができれば幸いです!

穂積さん、ありがとうございました!!

インタビューの様子(左:穂積さん、右:筆者)

――ではインタビューはここまでとさせて頂きます。ありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願い致します。

穂積さん:こちらこそありがとうございました!今後ともよろしくお願い致します。

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