松尾の日常・所感

【中小企業診断士の取得後】4年間で起こった変化について淡々と(1/3)

どうも、Webマーケター兼中小企業診断士のトーマツです。

診断士とって何か変わった?ぶっちゃけどう?

…と、このようなストレートに聞かれることは稀ですが、要約するとまさにこれが聞きたいんだな、と思われる質問を受けることは多々あります。

私の答えは人生が大きく変わるほど変化したです。

2019年に合格し、4年ちょい経ったさほどキリのよくないタイミングではありますが、つい最近独立を決めたこともあり、診断士になってからの変化について振り返りたいと思います。

自己満記事ではありますが、診断士を取得した人間の「その後」の一例として参考にしていただければ幸いです。

筆者について

始めてこのブログにお越しいただいた方のために、ざっくり自己紹介させていただきます。

  • 30代ど真ん中。神奈川県在住のサラリーマン
    (石油・ガスプラントのエンジニア → 新規事業開発のPM)
  • 四人暮らし(妻、長女、長男)
  • 復業で10社以上のマーケティング顧問(外部CMO)
  • 24年8月に独立予定
  • デジタルマーケティングラボ代表
    (100名以上の診断士が所属するマーケティング研究会)
  • 育休取得経験あり
  • 最近買ってよかったも:ヘッドの薄い歯ブラシ
  • 趣味はブログ、ランニング、筋トレ、FF
    FF7リメイクレビュー記事FF16レビュー記事
  • ストレス源:子育てが忙しすぎてFF7リバースがまだプレイできていないこと

もっと知りたいという不思議な人はこちらの記事も参考にしてください↓
(参考:トーマツって誰?

診断士取得の動機は?

ちなみに診断士取得の動機についても簡単に触れておきます。

主には以下の3点です。

  1. 本業で必要になった
  2. 会社の看板が外れても食べていける実力が欲しかった
  3. 生涯学習の一環

理系社員である私が中小企業診断士を目指した3つの理由【きっかけ】」に書いておりますので気になる方はこちらも読んでください。

ちなみにこちらの記事は4年以上前に書いたものですが、当時を振り返ってみても鮮明に覚えている動機であり、いま同じ記事を書いても同様の内容になると思います。

ちなみに②に関しては、後ほど触れますが4年経ってようやく達成できたというところです。

4年間で起こった変化について淡々と

ここからは診断士に合格してからの4年間を1年ずつ振り返っていきたいと思います。

まずは大きな流れから。

この記事を書くにあたって、じっくり振り返ってみましたが、この4年間は以下の4つのフェーズに括れると考えました。

  1. ブログコミット期(2019年10月〜2020年12月)
  2. 研究会立ち上げ期(2021年1月〜2022年7月)
  3. マーケ顧問どっぷり期(2022年8月〜2024年1月)
  4. 独立準備期(2024年2月〜

ここからはそれぞれのフェーズについて細かく説明したいと思います。

①ブログコミット期(2019年10月〜2020年12月)

診断士を取得して最初の年はとにかくブログにコミットしました。

一番大きな理由は「診断士に合格したから」と言いたいところですが、実際はそうではなく「ただ単にブログにハマったから」です。

この点が多くの診断士取得者と異なると思います。

マナブさん動画との出会い

私がそもそもブログを開始したタイミングは「診断士に合格する前」です。

飽き性な私は2次試験対策を行なっているときから「診断士試験が終わったらつぎ何しようか?」と常に考えておりました。

王道でいえば「中小企業診断士としてコンサル力を磨く」ということだったのでしょうが、そもそも診断士を勉強したのは本業で必要だったからであり、中小企業のコンサルをやるつもりは一切ありませんでした。

なので一切の縛りもなく、つぎにやりたいことを自由に考えられる素敵な時間を過ごしておりました。

そこで出会ったのが神ブロガーの「マナブさん」の動画。

私の中で衝撃が走りました。

理由は「トーマツって誰?」に譲りますが、とにかく、マナブさんのSEO解説動画をみてブログに全集中の興味を持って行かれた私は、2次試験が終わったら速攻ブログ始めよう、と心に決めておりました。

そして、2019年10月20日の診断士2次試験を終えたタイミングでレンタルサーバーと契約し、その1週間後に初記事を世に放つ。

いま見直すとSEO対策が一切考えられていないし、時間をかけた割に内容の薄い恥ずかしい黒歴史的コンテンツともいえますが、どんな成功も最初の小さな一歩から始まります。

そういう意味では一生忘れない記念すべき記事として定期的に振り返りたいと思います。

合言葉は「ブログ書け」

そこからはとにかく経験を積め、ということでブログを書きまくりました。

可処分時間は全てブログに突っ込み、とにかく1記事入魂の想いで書き続けました。

また、どこぞやの記事で「ブログ等の発信活動を1年継続できる人は全体の5%」らしいことを知りました。

つまり、ブログをPV獲得競争と捉えるのであれば、「継続しているだけで95%の人たちが脱落してくれるレースであること」がわかり、どうすれば継続できるのか?を考えて取り組む方針に変更。

毎朝、会社に行く前に2時間、会社からの帰り道の電車で1時間、帰ってからも2時間。日々ブログを書きまくりました。

この時の合言葉は「ブログ書け」でした。

SEOの面白さに気づく

こんな変態的な生活をしているとちょっとした成果は出てくるものです。

一定期間を経るとどんどんブログへの流入数が増えていきます。

最初は誰も読んでくれなかったブログも、1人→5人→10人→30人→50人と徐々に増えていきました。

このように日々PV数が増えていく感じが楽しくなり、「もっと増やすにはどうすれば良い?」と考えるようになります。

そして、SEOというキーワードに辿り着きます。

そう、当たり前なのですがブログはSEOで伸びるのです。

昔にコンテンツマーケ関連のインターンをやっていたこともあり概念自体は知っていたのですが、自分ごととしてSEOを勉強しだすと、これが止まらない、止まらない。

毎日SEOの勉強に3時間はリソースを突っ込んでいたと思います。

そして学んだ結果を自分のブログで試す→反応を見る→改善する、というPDCAが回り始めます。

すると、一定期間を経て爆速的にPVが増えます。

SEOは効果がで始めるのに一定期間がかかります。

たたSEOを意識した記事作成をするようになって数ヶ月経つと安定的に1日100PV以上出せるようになりました(もっと化け物級に成果が出ているブロガーはごまんといますが、、、)

時を同じくして一発合格道場11代目に就任

ブログにハマっていたところではありますが、時を同じくして診断士に合格した私は、「一発合格道場」の11代目に就任します。

そして、ここでもブログを書きますw

道場での活動内容は道場ブログに譲りますが、この活動を経て得られた経験は計り知れませんでした。

  • 優秀な同期と切磋琢磨できた
  • コロナ禍に入ったばかりで当時まだ広く実施されていなかったzoomウェビナーを開催できた
  • 道場初代の会社の先輩に恩返しができた

本当はもっと書きたいことが多いのですが、既に長くなり過ぎているので泣く泣く割愛します。

マーケコンサルとして開業。企業支援に興味が湧いてくる。

ブログを通してSEOの面白さに気づいた私は、このマーケティングスキルを他の媒体で試したいと思うようになりました。

そこで、クラウドソーシングを使って企業様の支援に携わりまくりました。

そこで気づいたのは「診断士がマーケティングのスキルを身につけると無双できること」です。

世の中にはマーケティングコンサルタントを生業としている人は多いのですが、企業様の成果に直結する支援ができる人はごく僅かであり、実態としてはほとんどが成果につながっていない状況でした。

理由は「ビジネス総合格闘力の高いマーケターが少ない」からです。

マーケティング後進国である日本において「マーケター」と呼ばれる人は「広告代理屋」「SEO代理屋」「SNS集客代理屋」などマーケティング戦略の一部の機能のみを提供できる人が圧倒的多数です。

しかし、企業様の売上・利益改善を図るには、インハウスの優秀なマーケターが所属していない限り、一部の機能の提供のみでは事足りません。

そこで必要になるのが、企業の顧客行動・心理、ビジネスモデルをしっかり把握し、独自の強みを提供する形を実現できる「マーケティング戦略の立案」から一気通関で支援できる人材です。

こんな人材はなかなか存在しませんが、診断士を目指すような人はそもそものビジネススキルの素地が高く、成果に落とし込むところ、つまり戦略設計から実行までを伴走できる人が多いです(この辺りかなり端折って説明しているので別記事で解説予定です)。

つまり何が言いたいかというと診断士はマーケティングを学ぶと無双できるようになるということです。

話がだいぶそれましたが、企業様の支援に携わる中でこの切り口に気づいた私は「もっともっと企業支援に入っていきたい」「もっともっとマーケティングを学びたい」と考えるようになっていきました。

ブログコミットによりマーケティングコンサルの入り口が生まれた

そんなこんなで企業支援にも手を出し始めておりましたが、同時並行的にブログも継続しておりました。

気づけば、あれよあれよという間に100記事を達成。

小遣い程度でしたが収益化も図れてそれなりの媒体に成長していた時期かなと思います。

一定の区切りができたこともあり、私の中では次の活動、すなわち「マーケティング支援」への興味がメキメキ湧いてきたころでした。

こうして私の1年目は、こんな感じで診断士っぽくない1年となりましたが、充実感に満ちた時間だったと思います。

次回は「②研究会立ち上げ期(2021年1月〜2022年7月)」から!

長くなり過ぎましたので記事を分割します。。。。

次回は②研究会立ち上げ期(2021年1月〜2022年7月)から!

続きが気になる方はこちら↓

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