中小企業診断士について

中小企業診断士の仕事の取り方とは?4つのパターンを分かりやすく解説

どうも、Webマーケター兼中小企業診断士のトーマツです。

中小企業診断士になりたての方

ようやく中小企業診断士になりました!

これから積極的に活動していきたいのですが、そもそも仕事はどうやって獲得すれば良いのでしょうか?

次に取るべきアクションが分からず困っております。。。

このようなお悩みを抱えていませんでしょうか?

私自身も診断士を取りたての頃は普通のサラリーマンでしたので、どうやったら実績・仕事を獲得できるのかが全くイメージできませんでした

その後、作法が分からないままも独自の商材づくりや、営業・マーケをかけながら実績を積み上げ、現在では企業内診断士ながらも3社のクライアント様と顧問契約(マーケティング)を頂くことが出来ております。

そこで本記事では未経験の診断士でも仕事を獲得できる方法について、私の経験も交えながら解説させて頂きます。

1人でも多くの方の最初の一歩に役立てて頂ければ幸いです。

中小企業診断士の仕事の取り方とは?4つのパターンを分かりやすく解説

中小企業診断士の仕事の取り方は概ね以下の4パターンに集約されます。

1つずつ説明していきます

  1. 中小企業診断士のコネクションを活用する
  2. クラウドソーシング・スキルマーケットを活用する
  3. オウンドメディア・ブログから集客する
  4. 商工会・中小機構などの公的機関に登録する

①中小企業診断士のコネクションを活用する

試験に合格すると中小企業診断協会や研究会など、診断士同士のネットワーキングの機会が増えます

このような機会を使って先輩診断士にお近づきになっておけば様々な案件のチャンスを掴むことができます。

「コネクションを利用するのってなんかイヤだ」「診断士同士でネットワーキングしたくない」などの意見があることは重々承知しておりますが、案件をゼロから掴むのはかなりハードです。

よほどの実力(商材+営業力)や特別なコネクションをお持ちの方は別ですが、そうでない方は協会や研究会に参加するのが無難です。

研究会情報については「中小企業診断士の研究会・勉強会とは?【1年目の方必見】」にまとめておりますので是非参考にしてみて下さい。

筆者が運営している「デジタルマーケティングラボ(DML)」では案件の紹介も行っております(基本、マーケティング関連に限定)ので、興味がある方はお問い合わせください。

②クラウドソーシング・スキルマーケットを活用する

クラウドソーシングやスキルマーケットを活用するのもおすすめです。

私も最初の方はクラウドソーシング経由でお仕事を頂いておりました。

中小企業診断士の副業!会社員のまま収入アップする方法【月10万円以上は楽勝】」でも書かせて頂きましたが、おすすめは下記です。

1. CrowdWorks(クラウドワークス)

案件数・種類ともに日本最大のクラウドソーシングサイト。とりあえず登録しておきましょう。

>>クラウドワークスにアクセス!

2. Coconala(ココナラ)

自分のスキル・経験・知識をサービスとして出品できるスキルマーケット。

>> ココナラにアクセス!登録は簡単、3ステップのみ!無料会員登録はこちら

3. ビザスク

日本最大のスポットコンサルティングサービス。プロフィールを充実させておくと、案件獲得は比較的簡単。

>>ビザスクにアクセス!

4. Workship

スキル・実績が必要ですが、高単価のWebマーケティング案件が充実。かなりお世話になりました。

>> Workshipにアクセス!

5. イチコン

中小企業診断士と経営者のマッチングプラットフォーム。

>> イチコンにアクセス

クラウドソーシング・スキルマーケット系は、上記に限らず多くの媒体があります。

良い案件に出会える可能性を高めるには、可能な限り多くの媒体に登録し、プロフィールを充実させる意識が必要です。

自身のブランディングを意識する良いキッカケになると思いますので、ぜひ活用してみて下さい。

③オウンドメディア・ブログから集客する

すこし難易度は高いですが、オウンドメディア・ブログを充実させ、プル型で顧客を獲得できる形を作るのが理想でしょう。

そして、オウンドメディアをはじめるなら、圧倒的なおすすめはWordPress。

ご自身のドメインを取得して、メディア運用する経験がWebマーケティング知識・ノウハウの向上に繋がり、これがそのままコンサルティングメニューになるからです。

始め方は「WordPressを使ったブログの始め方【中小企業診断士はオウンドメディアを持とう】」で解説しておりますので是非ご覧ください。

ちなみに、オウンドメディアを成功させる秘訣は下記の通りです。

  1. ターゲットとするお客様の悩みやニーズを特定し、それらを解決する情報コンテンツを整備していくこと
  2. コンテンツ力向上のための知識を獲得すること(Webデザイン・ライティング)
  3. 集客の打ち手を増やし実践していくこと(SEO・Web広告)

当ブログでは、これらの方法が勉強できる記事も用意しておりますので是非ご覧ください(以下はおすすめ記事)。

④商工会・中小機構などの公的機関に登録する

商工会・商工会議所や中小機構が管轄する、よろず支援拠点や地域プラットフォーム経由で、経営診断窓口の専門家として活躍する方法もあります。

専門家登録に興味がある方は「中小企業119」を覗いてみましょう。

中小企業119とは、令和3年以前の診断士の方々が活用していたミラサポの専門家派遣制度の新システムであり、中身はほとんど同じです。

公的機関の仕事は基本、低単価ではありますが、最初の実績作りにはもってこいでしょう。

実績ができると経営者から継続受注、または紹介してもらえる

ここまで仕事の取り方の4パターンを紹介させて頂きましたが、最も効率よい方法は継続受注をうけること」と「紹介をうけることです。

また、継続受注案件や紹介案件は、受注者にとって有利に働きやすく、単価アップも狙いやすくなります。

どうやったら「継続受注」「紹介」を受けられる?

ポイントはクライアントの評価軸を捉えて、その期待を超えることです。

クライアントのニーズには、「顕在化されているニーズ」と「顕在化されていないニーズ」があります。

前者を満たすのはプロフェッショナルとして最低条件ですが、クライアント自身が気づいていない顕在化されていないニーズを抽出し解決策を提示することで、期待を一歩上回ることができます。

こうなるとクライアント側としてはこの人にお願いしてよかった」⇒「次の仕事もこの人にお願いしようという心理が働くわけです。

まさに「言うは易く行うは難し」ですが、案件開拓フェーズからプロジェクト開始後の1か月間は、クライアントの悩みの根源は何か?を徹底的に考え抜くようにしましょう。

結局、専門性を身につけることが重要

この記事では、仕事を取る方法について述べさせて頂きましたが、やはり何よりも重要なのは仕事を獲得したあと「専門性」を以て顧客に価値を提供することです。

これを継続していれば、おのずと自身の名前やサービスが知れ渡り、営業をかけなくてもお声がけ頂けるようになります。

中小企業診断士として活躍するには専門性が必須

中小企業診断士は、経営全般の知識に精通した経営コンサルタントと言われておりますが、特定の悩みを持っている顧客の視点で言えば色んなことを知っている人」よりも「悩みを解決してくれる人」の方が価値が高いでしょう。

まず一番大事なのはクライアントの悩みを解決できる力を備えていることであり、「プラスアルファで幅広い経営知識を以て相談されたこと以上のGiveができれば尚良し」という考え方を持っておいた方が良いでしょう。

専門性の身につけ方

「中小企業診断士として専門性を身につけたいが、その方法が分からない」というお悩みをよく聞きます。

中小企業診断士として専門分野を作る方法」にそのような方々向けの解決手段をまとめましたので、ぜひご覧ください。

まとめ

以上、本記事では「中小企業診断士の仕事の取り方」について個人的な見解を述べさせて頂きました。

ご質問ある方は是非コメント欄に書き込んで頂けると幸いです。

お答えできる範囲で答えさせて頂きます。

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!

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