どうも、Tomatsuです。
突然ですが、運営管理の『サーブリック分析の覚え方』に困っていませんか?
基本動作が「18個」もありますし、他の論点の整理も追いついていないのに、受験生時代「こんなの覚えてられんよ」と感じた記憶があります。
途中までこれは捨て問にしようと思っていましたが、受験生仲間からめちゃくちゃ簡単な覚え方を教えてもらったのでシェアさせて頂きます。
サーブリック分析のめちゃくちゃ簡単な覚え方
覚え方めちゃくちゃ簡単です。以下の判別ポイントを抑えるだけ。
[基本]
- 第1種(必要な動作):
「手がモノに触れている」状態 - 第2種(作業を遅らせる動作):
「考えながら行動しているが手がモノに触れていない」状態 - 第3種(作業に不必要な動作):
「何もしていない」状態
[例外]
- 『空手移動(手を伸ばす)』はモノに『手が触れていない』状態ではあるが「例外として第1種」と覚える
- 『用意する』は捉え方によっては「モノに手が触れている」と考えられるが「例外として第2種」と覚える
- 『保持』は「モノに手が振れている」状態ではあるが「例外として第3種」と覚える
では本当に上記で各基本動作が表現されているかどうか確認してみましょう。
第1種:必要な動作
第1種は、その動作をする過程で「モノに手が触れているか?」どうかで判別できます。
触れている場合は第1種です。
空手移動は唯一の例外として抑えておきましょう。
- つかむ
→モノを掴んでいるので〇 - 運ぶ
→運んでいるという事はモノに手が触れているので〇 - 組み合す
→組み合わせているという事はモノに手が触れているので〇 - 使う
→使っているという事はモノに手が触れているので〇 - 分解する
→分解しているという事はモノに手が触れているので〇 - 放す
→放すという事はモノに手が触れていたので〇 - 調べる
→調べているという事はモノに手が触れているので〇 - 位置を正す
→位置を正しているという事はモノに手が触れているので〇 - 空手移動(手をのばす)
→『例外』
第2類:作業を遅らせる動作
第2種は、「考えながら行動しているが手がモノに触れていない」状態です。
これに該当している場合は第2種とみなします。
用意するは唯一の例外として抑えておきましょう。
- 探す
→探しているという事は考えながら行動しているので〇 - 見出す
→見出しているという事は考えながら行動しているので〇 - 選ぶ
→選んでいるという事は考えながら行動しているので〇 - 考える
→考えているので〇 - 用意する
→『例外』
第3類:作業に不必要な動作
第3種は「何もしていない」状態です。
結構簡単ですよね。
唯一の例外として「保持」を抑えておけばOKです。
- 休む
→休んでいるので〇 - 避け得ない遅れ(故障など)
→遊んでいる状態なので〇 - 避け得る遅れ(寝るなど)
→遊んでいる状態なので〇 - 保持
→『例外』(モノに手は触れているが価値のない動き)
価値を生み出す動作
ちなみにサーブリック分析における「価値を生み出す動作」は、第1種の中の「組み合す」、「分解する」、「使う」の三つのみです。
これは「付加価値を生み出しているか?」を基準に判別できます。
言い換えると、その動作前後で「モノ自体、またはその他の製品や仕掛品が物理的に変わったかどうか?」を考えればよいです。
- つかむ
→物理的変化なし
→ × - 運ぶ
→物理的変化なし
→ × - 組み合す
→モノが組み合わさったことで物理的変化あり
→ 〇 - 使う
→モノを使ったことでその他製品・仕掛品が物理的に変化
→ 〇 - 分解する
→モノが分解されたことで物理的変化あり
→ 〇 - 放す
→物理的変化なし
→ × - 調べる
→調べているだけなので物理的変化なし
→ × - 位置を正す
→位置を正しているだけなので物理的変化なし
→ × - 空手移動(手をのばす)
→物理的変化なし
→ ×
まとめ
いかがでしたでしょうか?
初めてこの論点を学んだ時、18個もあるのに覚えられんよ!と感じた記憶があるのですが、上記を基にグルーピングすれば、意外に簡単に暗記できます。
ちなみに私はこれを基に暗記してから毎回正解できるようになりました。
4点が勝負を決めることもありますので、皆様も参考にしてみて下さい!
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。